自社で蒸留所を持たないボンダーと呼ばれる生産者の「ハイド」。ここではハイドの味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
ハイド社について
ハイド社は世界中からヴィンテージ樽を調達し、厳しい基準を設けアイリッシュウイスキーの熟成を行っている「ボンダー」と呼ばれる生産者です。
ボンダーとは自社では蒸留所を持たず、独自でウイスキー樽を調達し自社の貯蔵庫で熟成を行います。ハイド社はニューメイクウイスキーを調達し熟成そして後熟などを行い販売しています。
ハイドの種類と味の特徴
ハイド No.3 ジ アラス カスク
ケンタッキー州の200Lバーボン樽にて6年熟成させたシングルグレーンウイスキー。
シナモンとクローブの甘いカラメル。 スパイシーさと甘いバーボンの香り。ほんのりと感じる黒胡椒のスパイス、バター、バニラ、焦げたオーク樽の味わい。
容量700ml・アルコール度数46度
[ハイドNO.3ジアラスカスク]
ハイド No.6 プレジデンツ リザーブ
8年熟成シングルグレーン(バーボン樽)と18年熟成シングルモルト(バーボン樽)をブレンドし、9ヶ月間シェリーカスクで後熟。
バニラや甘いハチミツ、キャラメル、チョコレート、ミックスフルーツなど、スパイスのフローラルな香り。口当たりは非常に滑らか、クリーミーでありながらフルーティー。キャラメル、蜂蜜、アプリコット、リンゴ。シルキーでリッチ。
容量700ml・アルコール度数46度
[ハイドNo.6プレジデントリザーブシェリーカスクフィニッシュ]
ハイド No.8 ヘリテイジ カスク
75%のシングルグレーン(バーボン樽)と25%のシングルモルト(シェリー樽)をブレンドし、約半年間スタウトカスクで後熟。
モルトの香りと甘いバニラ、ローストしたコーヒー豆の香り。味わいは甘く豊かなホップ、ビスケット、コーヒー豆。
容量700ml・アルコール度数43度
[ハイドNO.8ヘリテイジカスク]
ハイドのおすすめの飲み方
ハイドはストレートでぜひ飲んでいただきたい銘柄で、ヴィンテージ樽の様々な組み合わせ(熟成・フィニッシュ)で得られた樽の特徴を感じて欲しいです。
ストレートに少量の加水で香りがより強く感じられます。
またNo.6 プレジデンツ リザーブやNo.8 ヘリテイジ カスクはロックで飲んでも甘く華やかな味わいが楽しめます。
ハイドをおすすめする方
ハイドはアイリッシュウイスキーファンにというよりも、様々な樽での熟成感を楽しみたい中・上級者向けの銘柄です。熟成樽由来の香りや味わいをしっかりと感じられます。
こうした樽による違いを飲み比べするのにおすすめです。
えのき商店 STAFFより
ハイド No.6 プレジデンツ リザーブは東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで金賞を獲得しています。シングルグレーンとシングルモルトのブレンデッドですが、シングルモルトはバーボン樽で18年間熟成されているようで、ブレンド後にシェリー樽でさらに後熟されています。
日本人が好きそうな組み合わせですよね。見かけたら手にとって飲んでみたいボトルの一つになりました。
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています