以前にピーツビーストをレビューしてから数年経過しましたが、今回は久しぶりに「ピーツビースト バッチストレングス」を購入してみました。やはりこのラベルデザインめちゃくちゃカッコいいですよね。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ピーツビースト バッチストレングスの感想
ピーツビーストはフェノール値35ppmの麦芽を原料に作られるシングルモルトで蒸留所名は非公開となっています。
前回飲んみたピーツビーストのオリジナルボトルはアルコール度数46度に対してバッチストレングスは52.1度となっています。バッチによって違いがあるのではなく、52.1度に調整されているようですね。
ラベルデザインも含めて以前から気になっていた「ピーツビースト」。このラベルをみるとジャケ買いしたくなりますよね。またどこの蒸留所の原酒が使われているのかも明かされていないようです。 今回も飲んでみた感想をテイスティングコ …
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
香り:ピートと湿った草、波しぶき、煙、湿った土、西洋なし、リンゴ、スパイス。
味わい:タール、ピートスモーク、クリーミー、リコリス。
Google翻訳を使って若干修正しています。では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ピーツビースト バッチストレングス ストレート
香りはピーティでスモーキーですがアイラのような磯っぽさといいますか、ヨード香は少なめなピート香。洋梨っぽさは凄く感じやすいですね。あとは若干の若草ようなニュアンスがあります。
味わいはしっかりとしたピートスモークですが甘味もあり飲みやすい。洋梨やりんごのような少し爽やかで甘味のある爽快感を持つ甘味にやはり草っぽさは結構拾いやすい。
フィニッシュは思ったほどのピートスモークではなく、甘味と合わせて感じられるほろ苦さですが、ビターフィニッシュという程でもなく、ふんわりと甘いフルーティさが伸びていきます。
やはりアイラ南部のようなピートとは違ったピートに私は感じました。どちらかといえば本土のピーティさに思うのですが、あくまで私の感覚ですのでアテにはなりませんね。
ピーツビースト バッチストレングス ロック
ロックで冷やすと若草っぽい草のような香りが前に出てきますね。口当たりは甘味が非常に強く、そしてフィニッシュには苦みが結構感じられます。
しかし全てがマイナス面ではなく、以外にもちょうどいいバランスなんですよね。
飲み応えがしっかりとあり、フルーティな甘味があって美味しく楽しめました。
ピーツビースト バッチストレングス ハイボール
ハイボールはしっかりとピートが感じられますね。りんごや洋梨のような甘くさっぱりとしたフルーティさにピートスモークのバランスがとてもいい。
ピートスモークは一番感じやすい飲み方かなと思います。ピーティなハイボール好きの方には間違いなく刺さりますね。
ピーツビースト バッチストレングス 個人的評価
52.1度で5000円台で購入できると考えるとかなりおすすめかなと思います。
やはり飲み応えありますし、ハイボールにしても味わいはしっかりとしてて満足度が高いですね。
ただアードベッグやラフロイグのピートを想像して購入しちゃうと面食らうかも。それはヨード香の感じ方の違いであって、ピーティさはしっかりとしているので楽しめると思います。
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