ラベルデザインも含めて以前から気になっていた「ピーツビースト」。このラベルをみるとジャケ買いしたくなりますよね。またどこの蒸留所の原酒が使われているのかも明かされていないようです。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ピーツビーストの感想
ピーツビーストはその名前のとおり、ガッツリとスモーキーな銘柄なんですが、先に書いたように蒸留所は非公開です。色々と検索してみましたが「アイラ島のどこかの蒸留所」という意見や「ハイランドのピーティな原酒」という記事も見かけました。
ちょっと今回私も予想をしつつレビューをしてみようかと思います。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
フェノール値が35ppmの麦芽を原料に、フルボディのフレーバーを活かすためアンチルフィルターでボトリング。
香りは潮、焚き火の煙、シナモン、ピートモスと濡れた草、洋ナシ、リンゴ、そして焼きたてのパンの小屋の印象。太いタール、泥炭、そしてクリーミーな甘草が舌のあらゆる部分で感じられます。
引用元:Peats Beast
Google翻訳を使って若干修正しています。では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ピーツビースト ストレート
香りはピーティでスモーキーですね。しかし「うっ」となるほどのピート香ではないですしちょっと甘い香りがあるのでまろやかな刺激という感じでしょうか。
味わいは口に含んだ瞬間からピートと煙をしっかりと感じます。ただスパイシーさはあまり感じないので、奥にある甘味と合わさって凄くマイルドな印象を持ちました。
ヨード香が思ったより感じたのですが、ラガヴーリンやラフロイグほどの力強さは年数が若いのに感じない。アイラで考えると一番近いのは「カリラ」かなと私の馬鹿舌は申しております。
しかしそれよりも近い印象を持ったのは「ベンリアック キュリオシタス」というハイランドの蒸留所ですがヘビリーピーテッドのボトルです。熟成年数が違うので、勿論違いはあるのですが似ているような気がしました。
ピーツビースト ハイボール
ハイボールの相性はバッチリですね。しっかりとスモーキーで微かに甘味もあり非常に美味しいです。口に含んだ瞬間からそれこそ飲み干した後も乾いた灰のようなスモーキーさが続きます。
食中酒として肉料理との相性は抜群。焼き鳥や焼肉時に素晴らしく美味しいと思います。
最後に私的総評
価格帯で言えば4000円台なのでアードベッグやラガヴーリンよりは若干安く、ラフロイグやカリラと価格帯的には同じでしょうか。
そうなるとラフロイグでいいかなとも思いますが、ピーツビーストの楽しみである謎解き(どこの蒸留所)とジャケットのカッコよさは抜群ですよね。
飾っておきたくなるこのデザインは圧巻だなと思います。飲んで美味しい、見て楽しいこのボトルはスモーキー好きの方が一度は通るボトルなのかもしれませんね。
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