注目のインドから世界に発信するシングルモルト「ポール・ジョン」。台湾ウイスキーと同じく最も世界で注目されています。ここではポール・ジョンの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
ポール・ジョンの歴史と蒸留所
1992年創業、インドで第4位の総合酒類メーカー「ジョン・ディスティラリーズ社」。インド国内からヨーロッパ、アメリカ、シンガポール、ニュージーランド、オーストラリアそして日本と世界各国で発売が開始されてます。
ジョン・ディスティラリーズ社は2009年に世界遺産でも知られる街ゴアに蒸留所を建設し生産を開始。
ポッドスチルは銅製でインドの風土や気候を考慮してとのこと、そして面白いのがピートの調達、スコットランドのアイラ産とハイランド産の2酒類を調達している。
ポール・ジョンの種類と味の特徴
ポールジョン クラシック
バーボン樽にて7年の熟成。
香りフルーティ、蜂蜜。味わいは大麦麦芽、バーボン、蜂蜜、トースティな味わい。フィニッシュはサトウキビのような柔らかい味わい。
容量700ml・アルコール度数52.2度
ポールジョン ピーテッド
バーボン樽にて7年の熟成。
香りスモーキー、甘く土のような香り、スパイスの余韻。味わいは大麦麦芽、バーボン、スモーキー感とのバランスが完璧、ココアの風味。フィニッシュは繊細でココアとマーマレードタルト。
容量700ml・アルコール度数55.5度
ポール ジョン ニルヴァーナ
ニルヴァーナは、インド・ゴア海岸の魅力を表すもの。
香りはバーボンの柔らかな香り、フルーツケーキ、キャラメル、プディング。味わいは蜂蜜のようなアマ、塩味を帯びた大麦、芳醇なバニラ。
容量700ml・アルコール度数40度
ポールジョン ブリリアンス
バーボン樽にて5~6年の熟成。ノンチルフィルタード。
香りはサトウキビのような香り。味わいは蜂蜜のような滑らかさとクリスピー。フィニッシュは滑らかで落ち着いている。
容量700ml・アルコール度数46度
ポールジョン エディテッド
バーボン樽にて5~6年の熟成。
香りは蜂蜜、ココア、スモーキーさとエスプレッソ。味わいは大麦の草の香り、ピート。フィニッシュは長く続く。
容量700ml・アルコール度数46度
ポールジョン ボールド
バーボン樽にて5~6年の熟成。
香りは絹のような滑らかさ、蜂蜜、スパイスの香り。味わいは糖蜜のような甘さ、ピートのニュアンス。フィニッシュには繊細で複雑なスパイス、スモーキーなモカ。
容量700ml・アルコール度数46度
ポール・ジョンのおすすめの飲み方
ポール・ジョンのおすすめの飲み方はストレート、バーボン樽由来の蜂蜜感が味わえます。少し加水すれば更に甘い香りが広がります。
またロックやハイボールにしても飲みやすく美味しいです。
ポール・ジョンの選び方
ポールジョンが気になった方は何から購入すれば良いのかというと、ニルヴァーナ、ブリリアンス、エディテッド、ボールドは比較的購入しやすいボトルですが、おすすめはクラシックもしくはピーテッド。
アイラファンならピーテッド、ハイランドファンならクラシックがおすすめです。
えのき商店STAFFより
熟成年数は5~7年と若いですが、熱帯ゆえに熟成スピードが早く十分熟成感を感じられます。ジム・マーレィ著「ウイスキーバイブル」でも非常に高得点で評価も高い。
スコッチ、バーボン、ジャパニーズといった王道や台湾ウイスキーをある程度嗜んだ方は是非インドウイスキーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
本日のおすすめ商品はこちら
榎商店の各店舗はこちら
※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています