いつかは買おうと思っていたラガヴーリンですが、手始めにラガヴーリン 10年を購入してみました。なぜ16年でもなく8年でもなく並行輸入の10年を選んだかは後述します。
では今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
ラガヴーリン 10年の感想
まずは何故「ラガヴーリン 10年」を選んだかという事なんですが、ラガヴーリン蒸溜所はアイラ島南部にあります。しかもこの南部には西からラフロイグ蒸溜所、ラガヴーリン蒸溜所、アードベッグ蒸溜所が並んでいて、アイラ島の観光名所で有名なキルダルトン・ケルト十字架になぞられ「キルダルトン3兄弟」と呼ばれています。
それとどういった関係があるのかというと、ただ単にキルダルトン3兄弟の10年熟成である、ラフロイグ10年、ラガヴーリン10年、アードベッグTENを飲み比べたいだけなんです。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
ラガヴーリン10年は免税店限定ボトルのため、ディアジオ公式に掲載されていないので、箱の説明文をGoogle翻訳し掲載します。
アメリカンオークで10熟成し、特徴的な強さとスモーキーさを備えています。また、厳選されたファーストフィルのバーボン樽は、クリーミーで滑らかな繊細さとスパイシーさのヒントを加えます。
香りはマイルドで軽くドライ。とらえどころのないフルーティーさ、ピートスモークと海風と海藻の海の香り。
味わいは軽く滑らかで、甘くて塩辛い味わいから始まり、その後、熱が波に乗って輝かしい煙を生み出します。
フィニッシュはまだスモーキーで、本当の深みのある味わいと温かみのあるスパイシーさがあります。
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
ラガヴーリン 10年 ストレート
香りはスモーキーな香りがまず鼻を突きます。軽くドライな印象が感じられます。ピート香とどことなく甘い香りも感じました。潮というか磯の香りというのが近い気がします。
味わいは体調的な事かもしれませんが、口に含むと「えっ」と思うくらい甘みがあるのに驚きました。口当たりはやわらかく滑らか、甘さと塩っ気を感じます。当然ながら最初から最後までスモーキーですが、甘味からビター感へと変化する気がしました。
アルコール感は開栓直後から全く感じませんでした。私の印象ではとにかく口に含むと甘味を感じスモーキーさと合わさり凄く美味しかったです。
ラガヴーリン 10年 ハイボール
ラガヴーリン 10年をハイボールもかなりスモーキーですが、軽い飲み口とドライでほのかに甘く飲みやすい。薬品香も微妙にありますがそれほど気になりません。
ドライな感じはカリラ12年をハイボールにした時と同じ感じかな、ただラガヴーリン10年の方が甘味を感じた気がします。それとヨードのインパクトは軽めでスモーキーさは強い印象です。
ピザを食べながらハイボールを飲みましたが、めちゃくちゃ合いますね。スモークチーズやビーフジャーキー、アヒージョなんかと相性抜群ですね。
ラガヴーリン 10年 個人的評価
アイラモルト好きの私の評価なので、若干ひいき目になっているとは思いますが、めちゃくちゃ美味しいです。甘味とスモークが素晴らしいバランスで癖になりますね。このあたりはアードベッグやラフロイグに共通して言えますね。
これはアードベッグに引き続きハマった銘柄として、8年・16年も確保せねばと思わされました。出来るだけ早く揃えたいです。
近日中にキルダルトン3兄弟10年飲み比べを記事に出来ればと思います。そして出来ればラガヴーリン8年、10年、16年の飲み比べもしてみたいものです。
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