年に一度、開催されるアードベッグデー。今年は三年ぶりにリアルイベントも開催されます。今回のアードベッグデーを記念して限定発売されるのは「アードベッグ アードコア」。
今回の限定ボトルがどのようなものかまとめてみました。
アードベッグについて
アイラ島南岸に1815年に創業したアードベッグ蒸留所。アードベッグはゲール語で「小さい岬」の意味。
創業後マクドーガル家が運営していたが、20世紀には幾度となくオーナーが変わり1980年から9年間は完全に生産がストップしていたそうです。
そして1997年にグレンモーレンジィ社(現モエヘネシー・ルイヴィトン社)が買収して復活を遂げました。
麦芽のフェノール値が高く55〜65ppmとアイラモルトの中でも最も高い値です。
年間の生産量は140万リットル、そのうちの75%は自社のシングルモルトやブレンデッド用で、25%はバランタインやシーバスリーガルの原酒用となっています。
アードベッグデーとは
アイラ島では毎年5月最終週から6月第1週にかけて、ウイスキーの祭典「アイラ・フェスティバル(Islay Festival / Feis Ile)」が開催されます。
間中、日替わりで各蒸留所の「オープン・デー」が開催され、熱心なモルトファンが現地でしか購入できない限定商品を求めて蒸留所を訪れます。
「オープン・デー」の最終日を飾るのがアードベッグ。
この日を「アードベッグ・デー」と定め、アイラ島に集結するアードベッグファンのみならず、世界中のアードベッグファンと一緒にお祝いしています。
アードベッグ アードコア
2022年アードベッグ・デー限定ボトル。極限まで強く焙煎したブラックモルトを使うことにより、今までになくスモーキーでとんがったアードベッグが誕生しました。
ダークチョコレートやブリトルトフィーの中から、テンション高めのアニスや炭が前面に現れてくる、味蕾を破裂させるようなパンクなインパクト。ハードコアなアードベッグ上級者に贈ります。
公式テイスティングノート
色合い: 透明感のある淡いゴールド
香り:発酵食品や酵母、焦がしたトースト、石炭、チコリコーヒーの出しがらなどをのスパイシーで芳醇なアロマ。渦巻くような焚火や糖蜜の香りの背後からアードベッグ独特のフェンネルなどのハーブ香が感じられる。
味わい:驚くほどスパイシーで燃えるようなアタックから、ココアパウダー、ダークチョコレート、ピーナッツブリトル、燻製したライムのリッチでパワフルなフレーバーへと広がっていく。煤や焚火の燃え殻のニュアンス。
余韻:リコリスやアニスの豊かな風味と大麦やビスケットの甘味が、糖蜜のトフィーの長い余韻へとつながっていく。
容量700ml、アルコール度数46度
榎商店STAFFより
「アードコア」の名前は「ハードコア」のような響きから名づけられたとのことです。その名の通り非常にスモーキーで尖った仕上がりになっているようです。
ちなみに今年のアードベッグデーは6月4日。その日に合わせイベントは3日・4日・5日の3日間開催されるそうなのでアードベッグ好きは奮ってご参加ください。
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