エドラダワー蒸留所が造るヘビリーピーテッドウイスキー「バレッヒェン」。ここではバレッヒェンの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
バレッヒェンについて
バレッヒェンは元々1927年まで運営されていたバレッヒェン蒸留所があり、現在はエドラダワー蒸留所がブランド権を取得し2002年に復活させたそうです。
エドラダワーと言えば濃厚なシェリー樽熟成のノンピートシングルモルトで有名ですが、このバレッヒェンはラフロイグ蒸留所にいたイアン・ヘンダーソンがマネージャーに就任し、ヘビリーピーテッドなシングルモルトを造りました。
そしてこのヘビリーピーテッドのモルト原酒を、エドラダワーならではの樽熟成でリリースされています。
バレッヒェンの種類と味の特徴
バレッヒェン 10年
非常にピートの強い10年熟成品。バーボンカスクのファーストフィル70%、シェリーカスクのファーストフィル30%の比率です。
香りはスモーキー、ピート、柑橘系、クリーミー。味わいはクリーミー、ピーティー、バニラ、レモンピールが特徴です。
容量700ml・アルコール度数46度
その他のバレッヒェン
バレッヒェンには様々なシリーズがあり、熟成に使われる樽も多種多様でさすがはボトーラーズのシグナトリーがオーナーというだけありますね。例えばカスク マチュアード シリーズでは
- バレッヒェン ソーテルヌ カスク マチュアード
- バレッヒェン マディラ カスク マチュアード
- バレッヒェン ポート カスク マチュアード
- バレッヒェン ボルドー マチュアード
そして特におすすめがストレート・フロム・ザ・カスクシリーズ。これは煙いウイスキー好きで、濃厚な熟成感が楽しみたい方に凄くおすすめ。
- バレッヒェン 2004 SFTC 13年 バーガンディカスクマチュアード
- バレッヒェン 2008 SFTC 10年 バーボンマチュアード
- バレッヒェン 2010 SFTC 10年 オロロソシェリーカスクマチュアード
- バレッヒェン 2004 SFTC 13年 ポート カスク マチュアード
- バレッヒェン 2005 SFTC 11年 ボルドーカスクマチュアード
このストレート・フロム・ザ・カスクシリーズは500mlなんですが、風味は格別で木箱がおしゃれです。
バレッヒェンのおすすめの飲み方
バレッヒェンの濃厚な風味はストレートもしくは少量加水で飲むのがおすすめ。香り、味わい、樽由来の特徴をしっかりと楽しめます。
またロックで飲んでも、味わいの変化が面白くて、濃厚さもしっかりと感じられますね。
バレッヒェンをおすすめする方
エドラダワーの濃厚なシェリー感が好きで、そして煙臭いスモーキーな銘柄をよく飲まれる方にはどストライクな風味かと思います。
エドラダワーの濃厚さとラフロイグのスモーキーさを併せ持つと言われるバレッヒェンなので、初心者向きではないかもしれませんね。
えのき商店 STAFFより
エドラダワー、バレッヒェン共にストレート・フロム・ザ・カスクシリーズは濃厚さが際立ち、非常に面白く美味しいボトルですが、500mlで1万円程度するのでコスパが良いとは言い難いです。
ただ価格以上に楽しめるボトルなので、まずエドラダワー10年やバレッヒェン10年を飲んで好きだった方は是非一度は飲んでみて下さい。
熟成樽は好みのものがあれば、それを選んでなければオロロソシェリーを選んでみましょう。
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