ブルックラディ ザ・クラシックラディ

ブルックラディ蒸留所のノンピートシングルモルトであるブルックラディの中から今回はフラッグシップボトルである「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」にスポットを当てて、このボトルの凄さやおすすめポイントなどを解説しようと思います。

この記事は銘柄のコアラインナップの中で、このボトルがどういう立ち位置なのか、またおすすめポイントなどをフカボリしていきます。

ブルックラディ コアラインナップからの立ち位置

現在ブルックラディのコアラインナップはこちらです。

  • ブルックラディ ザ・クラシックラディ
  • ブルックラディ アイラバーレイ(年1回)
  • ブルックラディ ジ・オーガニック
  • ブルックラディ ベアバーレイ
  • ブルックラディ ブラックアート

ブルックラディ ザ・クラシックラディはブルックラディ銘柄の中でも通年販売されるフラッグシップボトルに位置します。ブルックラディ蒸留所ではブルックラディの他にもポートシャーロット銘柄やオクトモア銘柄がリリースされています。

ブルックラディはアイラ島の蒸留所では珍しくノンピート麦芽を使用したスモーキーではないシングルモルト。フルーティさとモルティさが評判です。

熟成樽や熟成年数

熟成樽はクラシックラディの味わいを保つためにボトルによって変わるようで「バッチごとに異なり、成熟したプロファイルは設定されていません。」とされていますが、過去に調べた内容から一応記載すると、ファーストフィルバーボン樽、フレンチオーク樽、フレンチオークワイン樽などが使われているようです。

アルコール度数:50度。非常に濃い味わいが楽しめますね。

公式テイスティングノート

香り:大麦の砂糖とミントのヒントに、摘みたての野生の花。キンポウゲ、デイジー、メドウスイート、マートル、プリムローズ、桜。潮っぽさはスピリッツが海のそばで成熟していることを思い出させます。時間が経つにつれて、少しの水を加えると、レモンドロップ、蜂蜜、みかん、キャラメルフルーツノート。
味わい:洗練された爽やかさ、甘いオークと大麦のノートが完璧に調和しています。熟した緑の果物、ブラウンシュガー、甘い麦芽が続き、このシングルモルトに使用されているスコットランドの大麦の驚くべき風味を示しています。
フィニッシュ:滑らかで丸みを帯びた仕上げは、鮮やかなフルーツと微かなシースプレーノートのエレガントなバランスを示しています。

出典:Bruichladdich The Classic Laddie Islay Single Malt Scotch Whisky– Bruichladdich Distillery

※翻訳はブラウザの翻訳機能を利用しています。

ブルックラディ蒸留所のシングルモルトはボトルに書かれた番号をオフィシャルで入力すると、そのボトルのリリース年・使用樽の種類や数まで調べることが出来ます。

爽やかさとフルーティさ、そしてモルトの甘味が融合してバランスがとれスッキリとしながらもほんのりと感じる優しい甘みが特徴の銘柄ですね。
えのき先生
えのき先生

ブルックラディ ザ・クラシックラディのここが素晴らしい

ブルックラディ ザ・クラシックラディ

ザ・クラシックラディはアイラモルトだと思って飲むと拍子抜けするかもしれませんが、非常にモルティでフローラルなウイスキーで、麦芽の甘味と僅かに香ばしさ、そして糖蜜のような甘味と白い花のフローラルな香りがふわっと広がり鼻腔をくすぐります。

そして口に含むと爽やかな柑橘の風味から、潮っぽさに甘いフルーティさとモルトの甘味がしっかりと感じられ、ポートシャーロットやオクトモアを造る同じ蒸留所とは思えない華やかでスイートな味わいがいいですね。

そしてやはり潮っぽい風味が「アイラのお酒を飲んでいるなぁ」と思わせてくれます。甘味とのバランスもよく、高いアルコール度数の割にアタックはきつくないのもいいですね。

非常に飲みやすい万人受けする銘柄じゃな。ふわっと広がるフローラルさとモルティさ、そこに柑橘系の爽やかな味わいと潮っぽさがとてもバランスがとれ美味しいんじゃよ。
えのき先生
えのき先生

フラッグシップとしてのおすすめポイント

いわゆるブルックラディのフラッグシップボトルとして、ポートシャーロットやオクトモアから入った方にもスタンダードを飲んでみて欲しいですね。

このザ・クラシックラディの風味を感じると、あの力強いスモーキーさを放つポートシャーロットやオクトモアに感じる甘さであったり柑橘感、そして潮や麦の所以が感じられると思います。

甘く華やかなこのザ・クラシックラディは非常に万人受けする味わいで例えばザ・グレンリベットなどのスペイサイドの銘柄や、ハイランドの銘柄を好きな方でも満足していただけるボトルになっています。

飲みやすさだけでなく、やはりブルックラディならではのモルト感が楽しめるザ・クラシックラディはブルックラディ蒸留所のフラッグシップと言えるでしょう。

上記のとおりで、ポートシャーロットやオクトモアの美味しさはやはりポッドスチルであったり使用している大麦麦芽(モルト)の影響からくる個性。その個性がしっかりと感じられるのがザ・クラシックラディなんじゃ。
えのき先生
えのき先生

ブルックラディ ザ・クラシックラディのおすすめの飲み方

ブルックラディ ザ・クラシックラディのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールといずれで飲んでも美味しいですね。

ストレートではモルティさはもちろんフローラルな香りに潮っぽさ、柑橘系のスッキリとした味わいのあとから来る甘味が包み込むように感じられますね。

ロックにして少し氷が溶けてくると余韻のふわっと広がる甘味が増してきます。ハイボールでは柑橘のさわやかな風味にあとから微かに感じるフルーティな甘味、最後にはスッキリとしたビターさが素晴らしいですね。

ブルックラディ ザ・クラシック・ラディ 50度 700ml

ブルックラディ ザ・クラシックラディの総評

現在どんどん評判が良くなってきているブルックラディ蒸留所のオフィシャルシングルモルトですが、そんな評価の高いブルックラディ蒸留所の銘柄の中でも一番飲んでみて欲しいのは「ブルックラディ ザ・クラシックラディ」です。

一番最初に飲む必要はなくて、「ポートシャーロット美味しかった」という方や「オクトモア最高」というスモーキーな銘柄が好きな方にも、ブルックラディの基本となる味わいを知る上で飲んでみて欲しいですね。

因みにこのザ・クラシックラディは200mlのボトルも販売されているので、まずはお試しでというのもアリです。

 

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