ハイランドパークの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介

親しみやすいオールラウンドタイプのアイランズシングルモルト「ハイランドパーク」。ここではハイランドパークの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。

ハイランドパークの歴史と蒸留所

1798年創業、スコットランドの北部オークニー諸島にあり、スコットランド最北の蒸留所でも知られています。ハイランドパークの名前の由来はハイパークと呼ばれる高台にあったことからこの名がつけられたそうです。

仕込水は蒸留所下にあるクランテットの井戸水、そして今でもフロアモルティングを行っている数少ない蒸留所です。ピートは独自の採掘場から切り出しているが、オークニーは寒冷地のため樹木が育たず、アイラや本土のピートと違いヘザー・苔・草が堆積されてできたものです。

麦芽の乾燥も18時間ピートを燃やし、その後20時間はコークスを使います。この自家製麦芽を2割使用し、残りの8割は本土からノンピートのものを使用しています。

ピートの違いがハイランドパークのスイートな個性を作っているじゃ。
また熟成樽は主にシェリー樽を使用しているので、島特有のスモーキーさの中にフルーティな香りを感じる。ちょうど中間のウイスキー。
えのき先生
えのき先生

ハイランドパークの種類と味の特徴

ハイランドパークは寒冷地特有の緩やかな熟成、そして独自のピートでスモーキーかつハニーな香り。全体的には濃厚でパワーがあるんじゃ。
えのき先生
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ハイランドパーク 10年ヴァイキング・スカーズ

ハイランドパーク 10年ヴァイキング・スカーズ
ハイランドパーク 10年ヴァイキング・スカーズ

主にヨーロッパとアメリカのシェリーオーク樽で熟成。

活気に満ちた滑らかなシングルモルトで、柑橘類と軽くホイップしたバニラクリームの風味。その香り高いピートスモークとちょうどコショウのスパイス。微かにヘザー蜂蜜のヒント

容量700ml・アルコール度数40度

ハイランドパーク 10年 バイキング スカーズ 40度 700ml

ハイランドパーク12年 ヴァイキング・オナー

ハイランドパーク12年ヴァイキングオナー

オークニー独特の香り高いピートとシェリー樽がもたらす、穏やかな“スモーキー&ハニー”。情熱的で勇敢な人々が讃えるシングルモルトです。

香りは特有の甘いヘザーのハチミツの香りと、スモーキーなピート香。味わいはオークニー独特の香り高いピートとシェリー樽がもたらす、穏やかなスモーキー&ハニー。

容量700ml・アルコール度数40度

ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー 40度 700ml

ハイランドパーク15年 ヴァイキング・ハート

ハイランドパーク15年 ヴァイキング・ハート

暖かくスパイシーなノートを提供するために主にヨーロピアンオークシェリー樽を選択し、アメリカンオークシェリー樽は甘いバニラのバランスを提供。

香りはクレームブリュレ、ヘザーハニー、砕いたシナモンの豊かでスパイシーな香りで始まり、強烈なフルーティーなノートが続きます。新鮮なパイナップル、レモンピール。
味わいは焼きたてのスポンジケーキのヒント。柑橘類とバニラの香りがピートスモークと共に残ります。

容量700ml・アルコール度数44度

ハイランドパーク 15年 セラミックボトル 44度 700ml

ハイランドパーク18年 ヴァイキング・プライド

ハイランドパーク18年 ヴァイキング・プライド

ファーストフィルヨーロピアンオークシェリー樽とアメリカンオークシェリー樽の高い割合で熟成。

ほろ苦いココア、収穫したてのハニカム、砂糖漬けのオレンジピールをまぶした熟したチェリーの洗練されたメドレー。香り高いピートスモークの中に、オークニーの塩辛いシースプレーのささやき。

容量700ml・アルコール度数43度

ハイランドパーク 18年 ヴァイキング プライド 43度 700ml

ハイランドパーク21年

ハイランドパーク21年

合計36の元バーボンホッグスヘッド、ファーストフィルシェリー味付けヨーロッパとアメリカのオーク樽、元リオジャ樽を使用。

トロピカルフルーツ、トーストアーモンド、すりおろしたてのナツメグ、フローラルピートスモークのおいしい香り。複雑で細かくバランスのとれた風味の層は、レモンの皮と香り高いフェヌグリーク、蜂蜜とシナモンでカラメル化されたリンゴ、杉のスモークされた甘いパプリカ。ヘザーが豊富な泥炭の煙の中に柑橘系オイルがほんの少しで、フィニッシュに長引くウッディスパイス。

容量700ml・アルコール度数46度

ハイランドパーク 21年 46度 700ml

ハイランドパークのおすすめの飲み方

ハイランドパークはまずはストレートを少し楽しみ、そこに加水して香りを感じて下さい。飲み方としてはロックで飲まれる方が多いですが、食中酒としてハイボールにしても美味しいオールラウンダーな銘柄です。

ハイランドパークは飲み方・飲むタイミングを問わずオールラウンダーじゃ。
ただ食中にハイボールで飲む場合は12年がいいのぉ
えのき先生
えのき先生

ハイランドパークの選び方

ハイランドパークの初めての方は「ハイランドパーク12年 ヴァイキング・オナー」そこから気に入った方は「15年、18年」を選ぶといいでしょう。また何度もハイランドパークを愛飲している方はさらに長期熟成のボトルや限定リリース、動物シリーズをおすすめします。

シーンを選ばず飲めるウイスキーって実は珍しく、ハイランドパークの最大の個性はスモーキー過ぎず、フルーティ過ぎないところにあるんじゃ。
そのため、食中だろうが食後だろうがどんな料理にも一通り対応出来る。
これはシングルモルトの中でも非常に珍しいといってもいいじゃろう。
えのき先生
えのき先生

えのき商店STAFFより

ハイランドパークは「秀逸な食後酒」とウイスキー評論家のマイケルジャクソン氏にいわしめ100点中90点という高評価を得ているウイスキーです。
ハイランドパーク12年 ヴァイキング・オナーをとっても、全体的に濃厚、香り・味共にパワーがあるので多くの方に満足いただける銘柄だと確信しています。

品切れになりやすい銘柄ですので、再入荷通知や各ショップメルマガ、Twitter(@enokishouten)のフォローして頂けますと入荷情報等もアップしています。

最後に「ハイランドパーク12年 バイキング・オナー」の解説動画を当店スタッフがYoutubeにアップしているので是非御覧ください。

 

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