グランツのキーモルトを知る

グレンフィディック蒸留所を所有するウィリアム・グラント&サンズ社のブレンデッドウイスキー「グランツ」優しく華やかで凄く美味しいですよね。今回はグランツを構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

グランツの特徴とキーモルト

グランツのキーモルトは

  • グレンフィディック(スペイサイド)
  • バルヴェニー(スペイサイド)
  • キニンヴィ(スペイサイド)
  • アイルサベイ(ローランド)

この4つのモルト原酒とガーヴァン蒸留所のグレーン原酒をブレンドして造られています。

キーモルト1:グレンフィディックの特徴

グレンフィディック 12年

フルーティで品の良い甘さのアロマと軽快なミントのフレーバーが特徴的。酒質は軽くクリーンなモルト。新鮮な洋梨のような甘く爽やかな香りが素晴らしい。

おすすめ:グレンフィディック12年

グレンフィディック12年 40度 700ml

キーモルト2:バルヴェニーの特徴

バルヴェニー 12年 ダブルウッド

洋梨やりんごそしてココナッツパウダー、オレンジ、蜂蜜の香り。バニラ・胡椒・ココアといったフレーバーが感じられます。甘さの中にも胡椒のようなスパイシーさもあり、フィニッシュはドライ。

おすすめ:ザ・バルヴェニー12年 ダブルウッド

バルヴェニー 12年 ダブルウツド 700ml

キーモルト3:キニンヴィの特徴

シングルモルトはごくわずかな限定ボトルがリリースされるだけで、ノンピート麦芽で主にバーボン樽で熟成され、ブレンデッド用の原酒がメインです。

キーモルト4:アイルサベイの特徴

アーストン10年-シーカスク

アイルサベイで造られるシングルモルトのリリースは「アーストン」という名前で2種類が限定販売されています。

ノンピートのシーカスクとピーテッド麦芽を使用しスモーキーなランドカスクがあります。

おすすめ:アーストン シーカスク

アーストン 10年 シーカスク 40度 700ml

グランツのおすすめポイント

グランツには、モルティーさが加わったヴァニラの甘さと 微かなフローラルの香りを感じる「グランツ トリプルウッド」とスモーキーさのすぐ後に甘いフルーツやシトラス。口当たりの良いスムースさと共にスモーキーさが再び現れる「グランツ トリプルウッド スモーキー」。

そして熟成年数表記ありの12年・17年があります。トリプルウッドとトリプルウッド スモーキーは初心者の方に非常におすすめのブレンデッドです。

グランツ トリプルウッド 40度 700ml

グランツ トリプルウッド スモーキー 700ml

グランツからのおすすめ銘柄

グランツからのおすすめの銘柄として、ブレンデッドであれば同社のブレンデッドモルトである「モンキーショルダー」がおすすめ。非常に人気が高くコスパも抜群。フルーティさと華やかさを存分に感じることが出来ます。

また「スカリーワグ」もブレンデッドモルトでスペイサイドにある蒸留所のモルト原酒のみで構成されています。

そしてシングルモルトであれば、やはりグレンフィディックとバルヴェニー、そして最近日本市場で出回ったアイルサベイ蒸留所のシングルモルト「アーストン」もおすすめです。

初心者の方ならばグレンフィディックがおすすめですが、バルヴェニーも素晴らしいシングルモルトですし、アーストンは限定商品なので、気になる方は是非!

モンキー ショルダー ブレンデッドモルト 40度 700ml

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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