フレイミングハートのキーモルトを知る

コンパスボックスからリリースされているピートの強いブレンデッドモルト「フレイミングハート」を構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

フレイミングハートの特徴とキーモルト

フレイミングハートのキーモルトは

  • ラフロイグ(アイラ)
  • カリラ(アイラ)
  • タリスカー(アイランズ)
  • ハイランドパーク(アイランズ)
  • グレンエルギン(スペイサイド)
  • バルメナック(スペイサイド)
  • ハイランド ブレンデッドモルト(ハイランド)

上記7つに過去のフレイミングハート第5弾、ピートモンスターアルカナ、ネクター15周年用限定品に使用したブレンデッドモルトキーモルトとして造られるブレンデッドモルトです。

❇コンパスボックスのブレンデッドはバッチごとに原酒の構成比率が異なります。オフィシャルでは比率もPDFをダウンロードすると掲載されていますので、下記リンクよりご確認ください。

キーモルト1:ラフロイグの特徴

ラフロイグ10年

爽快なピートと磯の香り。味わいはバニラ、クリームの滑らかさ、ややオイリーなコク。海藻を想わせるユニークな心地よい後味。

おすすめ:ラフロイグ 10年

ラフロイグ 10年 43度 700ml

キーモルト2:カリラの特徴

カリラ12年

香りは柑橘系のフルーツとスモークそして微かにピートの香り。少し甘めな口当たりからピート、スモーキーさが余韻で長く続きます。ストレートで飲むと思ったよりも甘みが強く、ハイボールで飲むとしっかりとピーティでスモーキー。

おすすめ:カリラ12年

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カリラ12年を飲んでみた感想

キーモルト3:タリスカーの特徴

タリスカー10年新デザイン

タリスカーは島で造られた潮っ気と黒胡椒のようなスパイシーさが特徴。現行ののものは甘い味わいの中にスパイスと柔らかなピートスモークが感じられます。

おすすめ:タリスカー10年

タリスカー 10年 45.8度 700ml

キーモルト4:ハイランドパークの特徴

ハイランドパーク12年ヴァイキングオナー

オークニー独特の香り高いピートとシェリー樽がもたらす、穏やかな“スモーキー&ハニー”。特有の甘いヘザーのハチミツの香りと、スモーキーなピート香。ピートとシェリー樽熟成のスモーキーさと甘味のバランスが良い。

おすすめ:ハイランドパーク12年 ヴァイキング・オナー

ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー 40度 700ml

キーモルト5:グレンエルギンの特徴

グレンエルギン 12年

レンゲの蜂蜜のようなスッキリとした甘さ、甘酸っぱいオレンジの風味が特長。スムーズでメローな甘さが特徴、タンジェリン(ミカンの一種)のようなフルーティさ。スペイサイド特有の飲みやすい、フルーティで甘いシングルモルトです。

おすすめ:グレンエルギン 12年

グレン エルギン 12年 43度 700ml

キーモルト6:バルメナックの特徴

柑橘系の香り、大麦やバニラカスタードクリーム。リンゴのフルーティさにやわらかなスパイス、余韻は長くハチミツの甘さやナツメグのスパイスを感じます。

フレイミングハートのおすすめポイント

しっかりとしたピート&スモークにスペイサイドの甘さ、そしてアイランズの潮っ気を感じられる1本。

エネルギッシュなピートの燃えかす、シガーラッパー(ブランドシール紙)、砂糖漬けジンジャーの香り、味はオイリー、リッチ、スモーキーで素晴らしい風味が特徴。

フレイミングハートからのおすすめ銘柄

フレイミングハートを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、同じブレンデッドモルトであれば『ピートモンスター』や『ビッグピート』がおすすめです。

若干ピートモンスターやビッグピートの方がアイラによっているのですが、初心者の方でも楽しめると思います。

そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすれば『ラフロイグ10年』、『タリスカー10年』がおすすめです。ライフロイグでパワフルなピートスモークを、タリスカーで潮っ気やスパイシーさを楽しんでみてください。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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