ザ・バルヴェニーの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介

グレンフィディックの姉妹蒸留所としても知られるバルヴェニー。樽の使い分け・組合せで多彩なモルトを生産している。ここではバルヴェニーの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。

ザ・バルヴェニーの歴史と蒸留所

グレンフィディック創業の5年後である1892年にグレンフィディック蒸留所に隣接して建てられたバルヴェニー蒸溜所。グレンフィディック蒸留所とは姉妹蒸留所ではあるが、水源は異なる。

現在もフロアモルティング製法を続け、9トンの大麦を7日~10日かけて発芽させている。

熟成樽の使い分けはスコットランドでも屈指で、バーボン樽、シェリー樽、ワイン樽、ラム樽などを組合せて熟成することで多彩なシリーズを少量生産している。

バルヴェニーはグレンフィディックと原料は同じであるが、水や製造方法、熟成を変えることで全くの別物になっているんじゃよ。
えのき先生
えのき先生

ザ・バルヴェニーの種類と味の特徴

グレンフィディックは軽くフレッシュであるのに対し、バルヴェニーは重厚でリッチ。
蜂蜜やオレンジの濃厚な風味も素晴らしい。
えのき先生
えのき先生

ザ・バルヴェニー12年 ダブルウッド

バルヴェニー 12年 ダブルウッド
アメリカンオークのバーボン樽、ホッグスヘッドで少なくとも12年熟成したウイスキーを、さらに9ヶ月間スパニッシュオークのオロロソシェリー樽に移します。

香り:甘いフルーツとオロロソシェリーの香り、蜂蜜とバニラを重ねています。
味わい:滑らかでまろやかで、美しく組み合わせた風味〜ナッツの甘さ、シナモンの辛さ、繊細な比例したシェリーの層。

容量700ml・アルコール度数40度

バルヴェニー 12年 ダブルウツド 700ml

ザ・バルヴェニー 14年 カリビアンカスク

バルヴェニー 14年
オークウイスキー樽で14年間熟成され、カリブ海ラム酒樽で仕上げ。

香り:濃厚で甘くてクリーミーなタフィーは、新鮮なフルーツノートと組み合わされています。
味わい:バニラと甘いオークのノートで丸みを帯び、時間とともに発達するフルーティーなキャラクター。

容量700ml・アルコール度数43度

バルヴェニー 14年 カリビアンカスク 700ml

ザ・バルヴェニー 16年 フレンチオーク

ザ・バルヴェニー 16年 フレンチオーク

フランスのシャラントのブドウ畑から保持されていた樽で仕上げ。

香り:蓮とゼラニウムの花からの美しくバランスのとれた軽い花のノートは、新鮮な牧草地の草とピール、リンゴの皮のヒント。
味わい:ピリッとしたレモンの皮とグレープフルーツからの活力を与える刺激は、釉薬のフルーツと根生姜からのスパイスの繊細な微妙な甘さを満たしています。

容量700ml・アルコール度数47.6度

ザ・バルヴェニー 21年 ポートウッド

バルヴェニー 21年 ポートウッド
上質なポートワインを保持しているポートカスクで熟成。

香り:ナッツの乾燥に裏打ちされた、フルーティーで熟したレーズンノートの香り。
味わい:驚くべき特徴で洗練され、クリーミーで絹のようなフルーツ、ハチミツ、スパイスの香りがします。

容量700ml・アルコール度数47.6度

ザ・バルヴェニー 21年 ポートウッド 700ml

ザ・バルヴェニー 25年

伝統的なアメリカとヨーロッパのオークで成熟した個々の樽を集めて、信じられないほど複雑でバランスの取れた表現を実現。

香り:まろやかなオークのトーンと砂糖漬けのオレンジの皮のヒントで鼻に滑らかで蜂蜜。
味わい:最初の大胆なバニラオークの風味はゆっくりと消散し、トーストしたマシュマロ、新鮮なフルーツテリーヌ、シナモンを注入したアップルタルトの層を明らかにします。

容量700ml

ザ・バルヴェニー 30年

バルヴェニー 30年
何十年にもわたって熟成されてきた伝統的なヨーロピアンオーク樽で熟成。

香り:まろやかなオークのトーンと砂糖漬けのオレンジの皮のヒントで鼻に滑らかで蜂蜜。
味わい:濃厚なダークチョコレート、プラム、マジパン、キャラメル梨のヒントで素晴らしい深さ。

容量700ml

ザ・バルヴェニー 40年

バルベニー倉庫の伝統的なアメリカとヨーロッパのオークで慎重に熟成された最も希少な樽のいくつかを使用。

香り:蜂蜜とオレンジのマーマレードのノートは、クリーミーなフルーティーさと混ざり合っています。
味わい:オレンジの花、砂糖漬けの生姜、蜂蜜の甘さ、続いてオーク、口をコーティングしたバニラノート、繊細でシャーリーなフルーティーさ。

容量700ml

ザ・バルヴェニーのおすすめの飲み方

バルヴェニーの濃厚でリッチな味わいはストレートがおすすめ。様々な樽を使用し熟成されているので、より複雑な味わいを楽しむ飲み方がいいでしょう

バルヴェニーは樽特有の風味をゆっくりと楽しんで欲しい。樽の組合せで起こる風味の変化や熟成期間での変化を楽しむには、やはりストレートがおすすめじゃな。
えのき先生
えのき先生

ザ・バルヴェニーの選び方

バルヴェニーの選び方としては、おすすめは価格的にも手を出しやすい「バルヴェニー12年 ダブルウッド」です。そして「ザ・バルヴェニー 14年 カリビアンカスク」でさらに風味の変化を楽しんだり、「バルヴェニー 25年」で熟成での風味の変化を楽しめます。

バルヴェニーは樽をうまく組合せ風味を引き出している。グレンフィディックとの違いは勿論じゃが、樽での違いを飲み比べると面白い。
えのき先生
えのき先生

えのき商店STAFFより

バルヴェニーも非常に人気の銘柄です。
今回紹介した記事中にある「バルヴェニー 30年」は流石にスタッフも手が出せないほどの超高級ウイスキー。怖いもの見たさで覗いてみて下さい。

また最近ではシェリーカスクのものが人気で「ザ・バルヴェニー12年 ダブルウッド」・「ザ・バルヴェニー 14年 カリビアンカスク」は非常におすすめです。

品切れになりやすい銘柄ですので、再入荷通知や各ショップメルマガ、Twitter(@enokishouten)のフォローして頂けますと入荷情報等もアップしています。

最後にザ・バルヴェニーの解説動画を当店スタッフがYoutubeにアップしているので是非御覧ください。

 

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