KAVALANコンサートマスター ポートフィニッシュは以前に試飲はしたことがあるんですが、ウイスキーを飲み慣れた今、どう印象が変わったのか知りたくて50mlのミニチュアボトルを購入しました。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
KAVALANコンサートマスター ポートフィニッシュの感想
KAVALANクラシックシングルモルトをさらにポートワイン樽で後熟させたものがKAVALANコンサートマスター ポートフィニッシュでしょうか。(間違えてたらこめんなさい)
現在はシェリーカスクフィニッシュと2つの種類がリリースされています。シェリーカスクフィニッシュも飲んでみたいのですが、まず50mlのミニチュアがあるポートカスクフィニッシュを飲んでみます。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
ポルトガルのポートカスクから醸し出される風味が台湾のカバラン蒸留所の特色と融合し、幾層にも広がる豊かな香りと風味のハーモニーを奏でます。
コクと甘みがあり、調和のとれた口当たり。新鮮なイチゴ類の香りとハチミツの香りに加えマシュマロの風味が広がります。
引用元：Kavalan Whisky
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
KAVALANコンサートマスター ポートフィニッシュ ストレート
香りはハチミツの甘い香りと確かに甘酸っぱいベリーを感じますね。さらに嗅いでいくとちょっとカラメルのような甘い香りを感じました。というか途中から完全にプリンのカラメルですね。
味わいは祭りの綿あめのような砂糖ような甘さ、そしてバニラのような甘味が感じられます。青りんご、レーズンのようなフルーティな酸味が心地よいですね。
アルコールの刺激も全く感じられず、ふんわりとした甘い香りとフルーティさは素晴らしいと思いました。
KAVALANコンサートマスター ポートフィニッシュ ハイボール
ハイボールにすると酸味が若干強まり、そこからバナナっぽいバニラと果物を合わせたような香りを感じます。味わいも同じく酸味と熟した果物の甘味、そしてバニラっぽさのバランスが良くて、やや甘口のハイボールです。
クラシックと同じく食中酒としては甘いですね。食後にチョコやスイーツと合わせたり、ポテトチップスのうすしおと交互で甘い、しょっぱいの無限ループが楽しめると思います。
最後に私的総評
ストレート、ハイボール共に凄く好みなので正直フルボトルが欲しくなりました。このフルーティさは病み付きになる味わいですね。
こうなると断然気になるのはシェリーカスクフィニッシュです。シェリーカスクフィニッシュはおそらくミニチュアボトルが無いので（あるのでしょうか？）フルボトルを購入する必要があるのですが、思い切って買ってみようかと思えるくらい、ポートカスクフィニッシュが美味しかったです。
少し贅沢な価格のボトルですが、私は「その価値は十分ある」と思いました。
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