アイラモルト好きの私ですが、残すところあと2銘柄でアイラ島蒸留所の銘柄のいずれかは飲んだことになります。そして今回購入したのはキルホーマン マキヤーベイ。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
キルホーマン マキヤーベイの感想
キルホーマン蒸留所はは2005年に創業した比較的新しい蒸留所ですね。特徴はアイラ島らしくヘビーピート(フェノール値50ppm)の麦芽を使っています。またバーボンバレルで熟成した原酒をメインにヴァッティングしているそうです。
ボトルの裏面ラベルを見てみると最小サイズの蒸溜器でゆっくりと丁寧に蒸溜しています。刺激的なスモーキーさを持つ個性的で極少量生産のシングルモルトウイスキーです。と書かれています。なんだか期待値が上がっちゃいますね。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
特徴的なボトルが目を引きますね。そして黄金色に輝く色合いがすごく綺麗です。
香りはヨードの乗ったアイラらしい力強いピートスモークに、やわらかく芳しい多種な果実のアロマが鼻腔をくすぐります。 味はフレッシュなシトラスフルーツ、バニラの甘さ、そして骨太ながらも洗練されたピートスモークが三位一体となり、舌の上をなでるように流れ落ちていきます。フレッシュで小気味良いピーティな余韻が全体をまとめ上げます。
引用元:キルホーマン マキヤーベイ | Explore our craft philosophy
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
キルホーマン マキヤーベイ ストレート
香りはピートの香りがガツンときます。ただピート香の中になんだろう、アードベッグやラフロイグとはまた違った独特のスモーキーなフレーバーがあります。あとは微かにバニラ香ですかね。
味わいは芳ばしいスモーキーな中に甘さをしっかりと感じます。バニラの甘さなのかな、あとはレモン?柑橘系も感じられます。余韻は非常に長いですね。
美味しいですね。潮っ気も感じられますしスモーキーさーと甘味のバランスが良く甘味のあとにまたスモーキーさが余韻として続きますね。
キルホーマン マキヤーベイ ハイボール
ハイボールにすると爽やかな青りんごのような酸味と甘味を感じます。そしてスモーキーな風味がグッときますね。
ピートのクセは少し軽減され、フレッシュな酸味とナッツのような香ばしさ、潮っ気も合わせてハイボールにものすごく合いますね。
やはり肉類や海鮮を焼いたもの食べながら飲むのにいいですね。ハマグリや牡蠣、ホタテやエビを焼いて食べる時に飲むと凄く美味しいでしょうね。
キルホーマン マキヤーベイ 個人的評価
ストレートでもハイボールでも非常に美味しくいただけました。
ピート香(所謂薬品香)はラフロイグやアードベッグとはまた違って、ポートシャーロットとラフロイグの中間という感じですかね。
例えばアイラモルトのヨード香が苦手という方に、ポートシャーロットやキルホーマン マキヤーベイはスモーキーさは強いですが、ヨード香はカリラよりも抑えめかも。
とはいえしっかりとクセはあるので、苦手な方が克服してまで飲む必要もないとは思います。
私のようにこのクセにハマった方にはキルホーマンは美味しく楽しめると思います。このクセにハマるとそればっか飲んじゃいますね。
あとキルホーマンのスタンダードといえば「サナイグ」ですか、オロロソシェリー樽熟成なんですね。いつかは買っちゃうんだろうなぁ。
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