グレンアラヒーの種類や味わい

ビリー・ウオーカーに見いだされ2017年より本格的なシングルモルトの販売を開始した『グレンアラヒー』。ここではグレンアラヒーの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。

グレンアラヒーの歴史と蒸留所

創業は1967年。その後所有者は移り変わり2017年にビリー・ウオーカー氏がオーナーとなった。かつてはブレンド用であったグレンアラヒーですが、現在では自社ラベルのシングルモルトの販売に注力している。

グレンアラヒーはゲール語で「岩だらけの谷」という意味。

蒸留所は近代的な建物で、建物だけでなく熱変換器を導入した最初の蒸留所としても知られています。

熱変換器はプレヒーティングシステムといって、非常にエネルギー効率がいいんじゃよ。
えのき先生
えのき先生

グレンアラヒーの種類と味の特徴

グレンアラヒーはスペイサイドにしては珍しく、しっかりとした骨格と奥行のある豊かな味わいが特徴なんじゃ。
えのき先生
えのき先生

グレンアラヒー 10年 カスクストレングス

グレンアラヒー10年 カスクストレングス バッチ1

全世界で2,000ケース限定。
香りはローズヒップとスパイスのアタックに豊かなヘザーハニーとトフィー。味わいは蜂蜜、バニラ、マーマレードとカリブのスパイシーさ。

馥郁とした香りと逞しく厚みのあるボディが楽しめるバッチリリースのカスクストレングス。

容量700ml・アルコール度数57.1度

グレンアラヒー 10年 カスクストレングス 57.2度 700ml

グレンアラヒー 11年 2007 バーボンバレル

グレンアラヒー11年 2007

日本市場向けシングルカスクで、バーボンバレルの11年熟成、カスクストレングスボトリング。
香りは蜂蜜、ミルクココア、バニラの深みのある甘いアロマにオランジェット、オーク、かすかにミントの葉、スターアニスやクローブ。味わいはたっぷりの蜂蜜とミルクココアが香りよりも鮮明に口の中に広がります。

次第に麦芽糖、レーズン、わずかに焼いたパインへ移ろい、フィニッシュにはカフェモカのほろ苦くも甘くミルキーな味わいと、アクセントにホワイトペッパーが加わります。

容量700ml・アルコール度数61.3度

グレンアラヒー 12年

グレンアラヒー12年

香りはバタースコッチとレーズン、モカを伴った蜂蜜。味わいは蜂蜜、マジパンとバナナがたっぷりのバタースコッチ、レーズンにほのかにモカを伴う。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンアラヒー12年 46度 700ml

グレンアラヒー 15年

グレンアラヒー 15年

香りはレーズン、バタースコッチ、甘いスパイスがあふれています。
味わいは甘いスパイス、レーズン、バタースコッチ、バナナ、オレンジの皮、ダークチョコレート。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンアラヒー 15年 46度 700ml

グレンアラヒー 18年

グレンアラヒー18年

グレンアラヒーの持つリッチで骨格のしっかりした酒質にヘザー、バタースコッチ、チョコレートが調和した限定商品。

香りはフレッシュなバニラ、トフィー、バタースコッチ、スパイシーな香り。味わいはレーズン、マジパン、ヘザーハニー、ダークチェリー、スパイス、ダークチョコレート。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンアラヒー 18年 700ml

グレンアラヒー 25年

グレンアラヒー25年

限定品。幸福感に包み込まれる優雅で気品ある長熟スペイサイドモルト。

香りは甘くスパイシー、マーマレードとサルタナレーズンの絶妙なバランスが感じられる。味わいはマーマレード、サルタナレーズン、パイナップル、ダークチョコレート。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンアラヒー1989 ホグスヘッド 29年

グレンアラヒー1989-ホグスヘッド-29年

はじめにヘザーハニー、なめし革、オレンジピールのアロマが立ち上がり、後から柔らかいパパイア、マンゴーの南国フルーツアロマにトフィー、暖かみのあるオーク、シナモンが香ります。

味はたっぷりの蜂蜜にクランベリー、パイナップル、オレンジピールといったフルーティフレーバーが溢れ、奥からモカコーヒー、トフィーが現れます。

容量700ml・アルコール度数48度

グレンアラヒーのおすすめの飲み方

トワイスアップ カクテル

グレンアラヒーはしっかりとした酒質と、奥行きのある香り、味わいを活かすためにトワイスアップやロックがおすすめ。

現行ボトルのグレンアラヒー12年、18年、25年はアルコール度数が46度なのに対し限定ボトルの「グレンアラヒー 10年 カスクストレングス バッチ1」と「グレンアラヒー 11年 2007 バーボンバレル」は非常に度数が高いです。

グレンアラヒーはどれも比較的アルコール度数が高めなんじゃ。その分美味しいんじゃがストレートでぐっと飲むと酔が早くなるんじゃ。
えのき先生
えのき先生

グレンアラヒーの選び方

グレンアラヒーの選び方としては、まずはグレンアラヒー12年。そこからグレンアラヒー18年というのが王道ルート。ただ若いがカスクストレングスでアルコール度数が高いグレンアラヒー 10年 カスクストレングス バッチ1」も見逃せません。

これらを飲んで気に入ったら最高級ボトルの「グレンアラヒー25年」に挑んでみましょう。

スペイサイドの華やかさ軽さを考えての購入は駄目じゃよ。しっかりとしたボディに飲みごたえのある味わいのグレンアラヒーはちょっと上級者向けのボトルかもしれん。
えのき先生
えのき先生

えのき商店STAFFより

グレンアラヒーはボトルのラベルの文字がかっこいいんですよね。
しかし初心者にはちょっとお高い印象。ただ何年もウイスキーを飲んできて、まだ飲んだことがないという上級者におすすめしたい銘柄です。

品切れになりやすい銘柄ですので、再入荷通知や各ショップメルマガ、Twitter(@enokishouten)のフォローして頂けますと入荷情報等もアップしています。

最後に今回紹介したグレンアラヒーをもっと知りたい方、そして文字を読むの面倒な方は当店スタッフがアップしているグレンアラヒーの解説動画を御覧ください。

 

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