ヘイグとディンプルのキーモルトを知る

古酒をオークションで探すユーザーも多い「ヘイグ」そしてヘイグ社の人気銘柄「ディンプル」。今回はヘイグとディンプルを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

ヘイグとディンプルの特徴とキーモルト

ヘイグとディンプルのキーモルトは

  • グレンキンチー(ローランド)
  • ノッカンドゥ(スペイサイド)
  • マノックモア(スペイサイド)

上記3つの蒸留所のモルト原酒にキャメロンブリッジのグレーン原酒をブレンドして造られています。

キーモルト1:グレンキンチーの特徴

グレンキンチー 12年

香りは花、芝草、青りんご、若干の薬香。味わいはバニラ、ジンジャークッキー、麦芽の甘み、喉越しはクリーミーでまろやか。

おすすめ:グレンキンチー12年

グレンキンチー 12年 43度 700ml

キーモルト2:ノッカンドゥの特徴

ノッカンドゥ 12年

香りはフルーティ、フローラルな香り。灰、かすかに湿ったリネンの香り。味わいはライトな飲み口、心地良い甘さが口の中に広がります。

おすすめ:ノッカンドゥ 12年

ノッカンドゥ 12年 700ml 43度

キーモルト3:マノックモアの特徴

マノックモア 12年

フローラルな香りからシナモン、モルトの香り。シナモン・クローブといったスパイシーさにバニラやコーヒーのようなコクと甘味が特徴的。

おすすめ:マノックモア 12年 花と動物シリーズ

マノックモア 12年 UD花と動物 700ml

ヘイグとディンプルのおすすめポイント

ロック カクテル

香りはバニラ、アーモンド、マンダリン、サンダルウッド、モカ、フレッシュアップル。やや甘めで、甘苦いモカ、フルーティかつピーティで口中が温まるような味わいが特徴です。

ロックやハイボールにしても非常に美味しいブレンデッドウイスキー。

ヘイグとディンプルからのおすすめ銘柄

ヘイグやディンプルから次におすすめするウイスキーで、ブレンデッドウイスキーであればジョニーウォーカー18年やデュワーズ18年がおすすめです。

ヘイグやディンプルの特徴とも言える穏やかさと華やかでフルーティな風味が非常に似ているところがあると思います。

シングルモルトを選ぶなら穏やかで飲みやすいグレンキンチー12年、そしてスペイサイドの特徴をしっかりと感じられる割にコスパの良いノッカンドゥ12年がおすすめです。

ジョニーウォーカー 18年 700ml

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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