古酒をオークションで探すユーザーも多い「ヘイグ」そしてヘイグ社の人気銘柄「ディンプル」。今回はヘイグとディンプルを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ヘイグとディンプルの特徴とキーモルト
ヘイグとディンプルのキーモルトは
- グレンキンチー(ローランド)
- ノッカンドゥ(スペイサイド)
- マノックモア(スペイサイド)
上記3つの蒸留所のモルト原酒にキャメロンブリッジのグレーン原酒をブレンドして造られています。
キーモルト1:グレンキンチーの特徴
香りは花、芝草、青りんご、若干の薬香。味わいはバニラ、ジンジャークッキー、麦芽の甘み、喉越しはクリーミーでまろやか。
おすすめ:グレンキンチー12年
キーモルト2:ノッカンドゥの特徴
香りはフルーティ、フローラルな香り。灰、かすかに湿ったリネンの香り。味わいはライトな飲み口、心地良い甘さが口の中に広がります。
おすすめ:ノッカンドゥ 12年
キーモルト3:マノックモアの特徴
フローラルな香りからシナモン、モルトの香り。シナモン・クローブといったスパイシーさにバニラやコーヒーのようなコクと甘味が特徴的。
おすすめ:マノックモア 12年 花と動物シリーズ
ヘイグとディンプルのおすすめポイント
香りはバニラ、アーモンド、マンダリン、サンダルウッド、モカ、フレッシュアップル。やや甘めで、甘苦いモカ、フルーティかつピーティで口中が温まるような味わいが特徴です。
ロックやハイボールにしても非常に美味しいブレンデッドウイスキー。
ヘイグとディンプルからのおすすめ銘柄
ヘイグやディンプルから次におすすめするウイスキーで、ブレンデッドウイスキーであればジョニーウォーカー18年やデュワーズ18年がおすすめです。
ヘイグやディンプルの特徴とも言える穏やかさと華やかでフルーティな風味が非常に似ているところがあると思います。
シングルモルトを選ぶなら穏やかで飲みやすいグレンキンチー12年、そしてスペイサイドの特徴をしっかりと感じられる割にコスパの良いノッカンドゥ12年がおすすめです。
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