クラダックのキーモルトを知る

ディアジオ スペシャルリリースで登場したブレンデッド「クラダック」を構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

クラダックの特徴とキーモルト

クラダックのキーモルトは

  • インチガワー(スペイサイド)
  • クライヌリッシュ(ハイランド)
  • オーバン(ハイランド)
  • カリラ(アイラ)
  • ラガヴーリン(アイラ)
  • タリスカー(アイランズ)

上記をキーモルトとして造られるブレンデッドウイスキーです。

キーモルト1:インチガワーの特徴

インチガワー 14年

スモーキーさとオイリーな香り。非常に穏やかでマイルドな味わいに塩っ気を若干感じます。余韻はモルト香が長く続きます。

おすすめ:インチガワー14年 花と動物シリーズ

インチガワー 14年 UD花と動物シリーズ 43度 700ml

キーモルト2:クライヌリッシュの特徴

クライヌリッシュ14年

ヘザーハニーのようなコクのある甘味、蜜蝋を思わせるワクシーなフレーバー。ドライでアーシーな風味が鼻に抜け微かな潮風の余韻が残ります。香りは洋梨、さくらんぼ、蜜蝋、スッキリした甘さ、木材、ワックス。味わいは辛口、軽い塩気、紅茶。時間が経つほど甘味を強く感じる。

おすすめ:クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ 14年 46度 700ml

キーモルト3:オーバンの特徴

オーバン 14年

爽やかなピート香と、やや重厚なミディアムタイプのシングルモルト。ハイランドならではのまろやかで芳醇な味わいと、アイランズ特有の力強いピートの香りという、ふたつの世界を体験させてくれる一品。

おすすめ:オーバン14年

オーバン 14年 43度 700ml

キーモルト4:カリラの特徴

カリラ12年

スモークハムや麦のアロマの中に梨や巨峰の果実香、舌に塩っ気を感じつつも口全体には甘さ、バニラが広がる。香りはバニラ、ピーチ、クリーム、マンダリンとレモン。味わいは蜂蜜で優しく撫でるネクターのよう。

おすすめ:カリラ12年

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カリラ12年を飲んでみた感想

キーモルト5:ラガヴーリンの特徴

ラガヴーリン8年

香りはスモーキーピート、コリアンダー、麦芽、クミンパウダー、マジパン。味わいは塩味のポップコーン、ハニーローストナッツ、杉のチップ、アプリコット

おすすめ:ラガヴーリン8年

ラガヴーリン 8年 48度 700ml

キーモルト6:タリスカーの特徴

タリスカー10年新デザイン

ほんのりと香るスモーキーさと黒胡椒のようなスパイシーさで宅飲みハイボール用のボトルとして大人気の銘柄。ブラックペッパーのようなざらつく旨味と刺激が最高です。

おすすめ:タリスカー10年

タリスカー 10年 45.8度 700ml

クラダックのおすすめポイント

インチガワー蒸留所が強烈なスパイシーさと海潮、酸味のキャラクターをもたらし、クライヌリッシュ蒸留所からはアンピーテッドなワクシーさとクリーミーな滑らかさ。西のオーバン蒸留所からライトピートでフルーティー、スパイシーな特徴。アイラ島からはフレッシュで甘い、塩とスモーキーなアロマのカリラ蒸留所と強烈でピーティーなラガヴーリン蒸留所。アンカーにはスカイ島のタリスカー蒸留所が、甘くモルティーで、燻製した黒胡椒のような暖かみをもたらします。

クラダックからのおすすめ銘柄

クラダックを飲んで気に入った方が次に手に取るおすすめの銘柄といえば、コンパスボックやダグラスレイン、ハンターレインからリリースされているブレンデッドモルトのシリーズがおすすめです。

そしてキーモルトからシングルモルトを選ぶとすればクラダックのどの部分が良かったかで上記シングルモルトから選ぶといいですね。好みのあるので一概にこれがおすすめと言えないのは辛いですが、クライヌリッシュなんかは中でも万人受けの良いボトルかなと思います。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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