ヴィクトリア女王、エドワード7世、ジョージ5世の王室3代への御用達になったブランド『ロイヤルロッホナガー』。
このロイヤルロッホナガーの種類やその味、オススメの飲み方から蒸留所の情報までご紹介します。
ロイヤルロッホナガーの歴史と蒸留所
英王室の離宮であるバルモラル城の隣にあるロッホナガー蒸留所は資産家であるジョン・ベグが1845年に創建。
1848年に時のヴィクトリア女王がバルモラル城を購入したことをきっかけに、ジョン・ベグは女王一家を招待します。そして数日後「王室御用達」のワラントが届き、ロイヤルの冠をつけた「ロイヤルロッホナガー」と呼ばれるようになりました。
ロッホナガーはゲール語で岩の露出した湖の意味で、ディー川の南にある山の名前から付けられています。
ロイヤルロッホナガーの種類と味の特徴
ロイヤルロッホナガー12年
アメリカンオーク樽原酒を主体にヨーロピアンオーク樽原酒を使用。
香りはライトトフィー、ボートワニス。そして後にライチのような酸味と背後にある亜麻仁油。ブラウンシュガーとコーヒードレッグ。味わいは繊細で甘い口当たり、ライトトフィー、フルーツの甘味が特徴です。
容量700ml・アルコール度数40度
ロイヤルロッホナガー セレクテッドリザーブ
ビクトリア女王が1848年9月に最初にロッホナガー蒸留所を訪れ、現在のロイヤルロッホナガー蒸留所に王室御用達を発行した日を記念して、予備に保管されている厳選された樽から引き出された貴重な数本の個別に番号が付けられたボトルの限定リリース。
香りは深くて複雑。 コーヒー、トフィー、温かいポリエチレン、焼きリンゴのタルト。 全体的に、甘くて深い。 少量加水でやわらかいゴムとドライシェリーの香り。味わいは滑らかな口当たり。 新鮮な木や甘味を感じますがドライ。
容量700ml・アルコール度数43度
ロイヤルロッホナガー蒸留所が現在のロイヤルロクナガル蒸留所にロイヤルワラントを発行した日を記念した限定リリース「ロイヤルロッホナガー セレクテッドリザーブ」。 今回はこのロイヤルロッホナガー セレクトリザーブはどんなウイ …
ロイヤルロッホナガー 16年 ディアジオスペシャルリリース 2021
アメリカンオークとヨーロピアンオークの詰め替え樽で熟成
香りは非常にまろやかで丸みを帯び軽くフルーティーで、オレンジの皮と緑のリンゴ。軽くウッディなベース。味わいはクリーミーな口当たり、甘美なフルーティーな酸味と発達したドライなオーク。ライトなウッドスパイスの後味。
ディアジオの2021年スペシャルリリースのうちの1本「ロイヤルロッホナガー 16年 スペシャルリリース 2021」。 今回はこのロイヤルロッホナガー 16年 スペシャルリリース 2021はどんなウイスキーかご紹介いたしま …
ロイヤルロッホナガーのおすすめの飲み方
ロイヤルロッホナガーのおすすめの飲み方は甘味が前面に感じられるロックがおすすめ。
ストレートでは甘みを感じて直ぐにドライな印象を受けますが、ロックにすると甘味が強く飲みやすい。
ロイヤルロッホナガーの選び方
ロイヤルロッホナガーから選ぶ場合はフラッグシップボトルである12年を選ぶと思います。その他のボトルはあまり見かける事もないですし、ディアジオのスペシャルリリース16年も入手が難しいですね。
他にはゲーム・オブ・スローンズのコラボボトルもありますが、価格的にも現実的ではないでしょう。ゲーム・オブ・スローンズボトルをコレクションする方は止めません。
榎商店STAFFより
ロイヤルロッホナガー12年は5000円代で購入できるボトルで、ロイヤルの冠を付けた王室御用達という事でなかなかコスパも良さそうですね。
ただ価格にしては少し上級者向けのような扱いになっているのは話題性の部分からかもしれません。ラインナップが限られている面や、日本ではあまり出回ってないのもありますね。
ディアジオスペシャルリリースの16年は評価も高く気になりますが、ゲーム・オブ・スローンズコラボボトルは同じ12年熟成でも価格が結構強気です。
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