100ブレンド作った中の69番目のブレンドが選ばれ付けられた「VAT69」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
VAT69の特徴とキーモルト
VAT69のキーモルトは
- ロイヤル・ロッホナガー(ハイランド)
上記をキーモルトとして他40種類以上のモルト・グレーンウイスキーをブレンドして造られます。
キーモルト:ロイヤル・ロッホナガーの特徴
ロイヤル・ロッホナガーはあのジョニーウォーカー ブルーラベルの原酒としても使用されていて、年間生産量が非常に少ないことでも有名です。
香りは花、ライトタフィー、ボートニッシュ。後からライチのような酸味のある香り。口に含むと最初は甘味を感じ、酸味が直ぐに追いかけてくる印象。余韻は白檀の香りが続きます。
おすすめ:ロイヤルロッホナガー12年
VAT69のおすすめポイント
香りはスパイシーで刺激を感じる新緑の松の葉のようなニュアンス。ライムのような香りと余韻は干し草そして若干のスモーキーさ。ドライでスパイシーですね。甘味も若干あるものの控えめで余韻はビターさとスパイシーさを感じる。
またハイボールにすると非常にさっぱりとした味わいで酸味のあるフルーツ、スモーキーさが特徴。
VAT69からのおすすめ銘柄
まずはブレンデッドから考えてみると、草木っぽさで言えばジョニーウォーカー15年 グリーンラベルが良いですね。また同じ原酒を使ったジョニーウォーカー ブルーラベル(こちらはかなり高額)もいいですね。
シングルモルトとなると、やはりキーモルトのロイヤルロッホナガーの12年が価格的にも入手しやすい価格かと思います。少し雰囲気は変わりますがハイランド括りでおすすめするなら、オーバン14年とクライヌリッシュ14年。
VAT69好きの方ならオーバン14年の方が若干スモーキーですがおすすめかと思います。
またジャパニーズウイスキーでシングルモルトなら白州、ブレンデッドならサントリースペシャルリザーブも試してみて欲しいですね。
おそらくVAT69からスコッチを飲み始めるという方はごく少数派かと思いますし、色々と飲んで手にとったVAT69の後何を飲むか考えている方の参考になれば幸いです。
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