一応限定品ではありますが現在もよく見かけるボトル「ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル シェリーエディション」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル シェリーエディションの特徴とキーモルト
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル シェリーエディションのキーモルトは
- カーデュ(スペイサイド)
- タリスカー(アイランズ)
- ラガヴーリン(アイラ)
- ブレアアソール(ハイランド)
- ストラスミル(スペイサイド)
上記3つはジョニ黒のキーモルト、そこに12年以上熟成した原酒のブレアアソールやストラスミルがブレンドされているようです。
キーモルト1:カーデュの特徴
ライトタイプでやや甘みを帯びた上品な香味と、スムースでメローな味わい。フィニッシュはやや辛口でスパイシー。華やかな甘さはスペイサイドのシングルモルト・ウイスキーらしい特徴です。
ハイボールや水割りにおすすめです。
キーモルト2:タリスカーの特徴
ほんのりと香るスモーキーさと黒胡椒のようなスパイシーさで宅飲みハイボール用のボトルとして大人気の銘柄。ブラックペッパーのようなざらつく旨味と刺激が最高です。
ハイボールに黒胡椒をまぶした通称「タリソー」がおすすめ。
キーモルト3:ラガヴーリンの特徴
香りはピートとスモーキーさがガツンと来ますが、バニラの甘い香りと磯のような潮感も感じます。味わいは甘味と塩っぽさ、そして爆発的な煙という感じですね。
キーモルト4:ブレアアソールの特徴(花と動物シリーズ)
ハイランドのシングルモルトならではのフレッシュさとフルーティさが感じられる銘柄で穏やかで優しい甘い香りを感じ、シェリー樽由来の甘いキャンディのような甘味、そこから段々とスパイシーさが感じられます。
キーモルト5:ストラスミルの特徴(花と動物シリーズ)
熟した果実のような芳香があり、ドライでスパイシー、シャープなキレが特徴です。バニラクリームのような甘みと黒胡椒のようなスパイス感、ドライな余韻。比較的スパイシーさが強く感じます。
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル シェリーエディションのおすすめポイント
ジョニ黒を飲んで好みだった方の中で、さらに甘味が欲しいと感じた方にまず飲んでみて欲しいボトル。
バニラや甘い熟成したフルーツ香の中にジョニ黒っぽいスモーキーさも潜んでいます。スモーキーさよりもドライフルーツやコーヒーっぽいビターな香りが強い。
飲み口は甘くバニラやイチジク、余韻になるにつれダークチョコやカカオのようなシェリー樽感が顔を出します。ジョニ黒よりも甘くビターで飲みやすい。ストレートやロックそしてハイボールでも美味しいです。
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベル シェリーエディション からのおすすめ銘柄
ジョニーウォーカー 12年 ブラックラベルシェリーエディションを飲んで、次に購入するおすすめの銘柄としてはさらにシェリー感を味わうための「シェリー樽熟成シングルモルト」または今回のキーモルトからブレアアソールかストラスミルですね。
ここから本格的なシェリー樽熟成に興味が湧く人も少なくはないと思います。そこでシェリー樽熟成で有名なシングルモルトを3銘柄あげるとすれば、「グレンファークラス」「グレンドロナック」「マッカラン」が有名かつ信頼できる美味しさですね。
マッカランは美味しいですが価格が高騰しているということで、グレンファークラス12年かグレンドロナック12年がおすすめ。どっしりシェリー感が味わえる銘柄です。
そして目玉構成原酒であるブレアアソールとストラスミルはディアジオ社の花と動物シリーズで味わうことが出来ます。いずれも人気の銘柄なので、タイミングよく見かけたら購入しても損はないと思います。
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