アードベッグのレギュラーボトルの中では最後になりましたコリーヴレッカン。どれほどの力強さを感じるのか凄く楽しみにしていたボトルでもあります。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
アードベッグ コリーヴレッカンの感想
このコリーヴレッカンはアイラ島付近にある大きな渦潮の名前を取っています。それだけ強烈でインパクトある風味という事ですね。
アルコール度数も57.1度と高く濃いスモーキーさが特徴であることに間違いはありません。World Whiskies Awards2010で「The World’s Best Single Malt」も受賞していますね。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
フレンチオーク新樽で熟成した原酒の使用によるスパイシーで力強い味わい。
恍惚とするほど強烈で力強い香りの渦に引き込まれる。タールロープとクレオソートの香りの奔流に圧倒されるうちに、ダークチョコレート、カシス、黒糖の香りに続いて熟したチェリーや松葉の香りが渦の底から湧き上がる。グラスが暖まると、さらにカイエンヌ・ペッパーのかかったステーキやペッパーソースで蒸し焼きにした牡蠣、潮や海草、スモーキーなベーコンの刺激的な香りに、甘いバニラやクローブ、ブルーベリーのニュアンスが加わる。ペッパーステーキのようなスパイシーで強烈な第一印象。さらに飲み進むと、エスプレッソコーヒー、とろけるようなダークフルーツ(カシス、ブルーベリー、チェリー)やアーモンド、アニスの味わいに変化する。香ばしいブラックコーヒー、チョコレートでコーティングしたチェリー、ペッパーソースの余韻が長く続く。
引用元:商品紹介 | 世界が熱望するアイラモルト ARDBEG
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
アードベッグ コリーヴレッカン ストレート
香りは当然スモーキーなんですが濃厚。まさに灰のような香りとピートの香り。ただ消し炭のような香りだけではなく、甘い香りもしっかりと感じられます。カシス、黒糖やベーコンを焼いたような香りが感じられました。
味わいは口に含むと甘味が強くそこからのスモーキーさが心地よいです。確かにBBQでのペッパーステーキのようなスパイス感と肉を食べたかのような印象を持ちますね。
フィニッシュはビターチョコっぽさもある気はするのですが、私の中では完全にちょっと焦げたペッパーステーキの余韻と同じ。
アルコール度数が強いのですが、全く気にならずカスクストレングスの風味の濃い良さが口に広がり鼻に抜けました。
アードベッグ コリーヴレッカン ロック
ロックで飲んでみたところ、やはりアルコール度数も高く濃厚なんで美味しいですね。ストレートでは少しキツイなぁと思った方はロックでも凄く美味しいですね。
ロックで飲むと柑橘感も感じられますし、余韻がビターチョコレートのような苦味もありつつの甘味が感じられます。あとスパイシーさもストレートよりも感じる気がしました。
アードベッグ コリーヴレッカン ハイボール
ハイボールにすると更に灰の印象が強まりますね。スモーキーで甘味もあって非常に美味しいです。
ただハイボールでグイグイ飲むには重たい印象を感じました。ハイボールにするにはウィービースティや10年のライトな感じの方がお財布にも優しくていい気がします。
決して駄目なわけではないですよ。何杯もコリーヴレッカンをハイボールにするかとなると、私はしないかなという感じです。
最後に私的総評
アードベッグの通常購入できるオフィシャルボトルはこれで一応5種類飲みました。コリーヴレッカンはやはり中でも一番パワフルで濃厚。
ハイボールよりはストレートの方がいいかと思います。
私が感じたのは、一晩で何杯も飲むような感じじゃないかな。ちょっと濃厚すぎて疲れちゃう気がしました。例えばアードベッグTENのハイボールを飲んで、ウーガダールのロックを飲んで、最後にコリーヴレッカンのストレートなんて最高でしょうね。
飲みごたえが凄いのでたった一杯でも満足できるボトルです。
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