熟成のピークを迎えた原酒を厳選しブレンドした「富士山麓」。今回は富士山麓の味や特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。
富士山麓に対するブレンダーのこだわり
富士山麓と言えば白いラベルで安価の富士山麓を思い浮かべる方もウイスキーファンには多いかと思います。その富士山麓は惜しまれながら終売したわけですが、現在販売されている黒いラベルの富士山麓にもブレンダーのこだわりが詰まっています。
公式ページを見てみると
原酒の熟成状態をブレンダーが見守り、“熟成年数”に捉われることなく、それぞれの原酒が個性を発揮したタイミングを見極めて絶妙なバランスでブレンド。富士御殿場蒸溜所のウイスキーづくりのこだわりがつまった逸品です。
ここで熟成年数について説明書きを行うと、例えば12年熟成のものが数千円、これが20年熟成になると数万円になります。
勿論熟成期間が伸びて管理するため高額になるのは当たり前ですが、実はもっと奥深い理由があって、20年熟成すれば全てが同じように熟成されるというわけではなく、10樽を20年熟成して思った結果がでるようなものは1樽あれば良い方だとか、その間に熟成のピークを迎える原酒は非常に多いのです。
富士御殿場蒸留所では、こういった原酒のピークを見極め年数にこだわらず良い原酒をブレンドしているのです。
富士山麓の味の特徴
公式ティスティングノート
富士山麓公式テイスティングノート
洋梨やパイナップル、そしてオレンジピールを想わせるフルーティで華やかな果実香が立ちのぼり、黒糖や焼き菓子のような甘く芳ばしい風味が織り重なる、複層的で円熟した味わいが特長です。 ほのかに感じるピートフレーバーも味わいに深みを与え、気品のある熟成香と共に、複雑で奥深い余韻が心地よく続きます。
フルーティさと甘く香ばしい風味、そしてほのかなピート香というのは上質のスコッチブレンデッドを彷彿させます。そしてそこに留まらずにジャパニーズブレンデッドらしさを感じられる逸品です。
富士山麓のおすすめの飲み方
白いラベルの富士山麓よりも価格は上がってますが、香りの強さ、舌ざわりのまろやかさ共に進化しています。
おすすめの飲み方はオールラウンダーなブレンデッドウイスキーなので、ストレートからトワイスアップ、ロック、ハイボールと様々な飲み方で飲みごたえのある深い味わいが楽しめます。
えのき商店 STAFFより
富士山麓はノンエイジながら熟成感を感じられるブレンデッドウイスキーです。これまでの物より香り・味わい共に強くなっている印象。
富士山麓は比較的全国のスーパー等でも見かけることが出来ます。ジャパニーズウイスキーが好きな方は一度手にとってみては如何でしょうか。
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