シーバスリーガル-アルティスのキーモルトを知る

シーバスリーガルの最終兵器ブレンデッドモルトの「シーバスリーガル アルティス」。ULTIMATE(究極)とラテン語のFORTIS(力)をかけ合わせた造語でアルティスです。今回はシーバスリーガル アルティスを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

シーバスリーガル アルティスの特徴とキーモルト

シーバスリーガル アルティスのキーモルトは全部で5つ。

  • ストラスアイラ(スペイサイド)
  • ロングモーン(スペイサイド)
  • トーモア(スペイサイド)
  • アルタベーン(スペイサイド)
  • ブレイヴァル(スペイサイド)

上記5つの蒸留所のモルト原酒をブレンドして作られるブレンデッドモルトです。

キーモルト1:ストラスアイラの特徴

ストラスアイラ 12年

非常に甘く華やかな印象が強く、フローラル、蜂蜜、シトラスの香り。味わいは蜂蜜、メープルシロップ、シトラス、ナッツの香ばしい味わいに微かなスモーキーさが特徴です。

おすすめ:ストラスアイラ12年(終売)

ストラスアイラ 12年 40度 700ml

キーモルト2:ロングモーンの特徴

ロングモーン 16年

スパイス、バナナ、フルーティーな香り。スウェード、シナモン、マンゴーのスウィートさを持つ複雑な味わいが特徴。

おすすめ:ロングモーン16年

ロングモーン 16年 48度 700ml

キーモルト3:トーモアの特徴

トーモア 14年

アメリカン・オーク樽熟成、ノンチルフィルターでボトリング。 香りはとてもスウィート、フルーティー、麦糖、バニラの香り。味わいはスウィート、スムースでフルーティー、みずみずしい味わいです。

おすすめ:トーモア14年

キーモルト4:アルタベーンの特徴

シトラスの爽やかさとナッツの香ばしさ。そしてバニラの甘い風味が心地よい。アルタベーンはほぼ全てがブレンデッド用のためシングルモルトリリースは非常に貴重。ボトラーズで稀にみかけます。

キーモルト5:ブレイヴァルの特徴

香りは木の酸味、キャンディー、綿菓子、パイナップル、バナナ。味わいはシロップや麦芽の甘さ、ナッツの香ばしさも感じます。ミント系の爽やかな印象も。

ブレイヴァルもほぼ全てがブレンデッド用のためシングルモルトリリースは非常に貴重。

シーバスリーガル アルティスのおすすめポイント

なめらかなバニラの口当たり。溢れんばかりのクレメンタイン(小さな甘いみかん)やアプリコット、柔らかいキャラメル、スパイシーなクローブとジンジャーのフレーバーが複雑に重なり合います。

ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばず愉しめます。

シーバスリーガル アルティスからのおすすめ銘柄

シーバスリーガル アルティスはシーバスリーガルのラインナップの中でも1つの最高峰ではないだろうか。さらに上を求める方はシーバスリーガル 25年やジョニーウォーカー ブルーラベル、そしてデュワーズ25年がおすすめです。

シングルモルトでから選ぶのであれば、シーバスリーガル アルティスの構成原酒は全てスペイサイドということで、スペイサイドのシングルモルトがいいでしょう。

中でもキーモルトになっているロングモーンやトーモアがおすすめですね。他の3名柄に関してはシングルモルトリリースが極めて稀で、ボトラーズでもリリースは少ないので希少です。

シーバスリーガル アルティス 20年 40度 700ml

ジョニーウォーカー ブルーラベル 40度 750ml

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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