スカイ島のあの蒸留所のモルト原酒をベースとした「アイル・オブ・スカイ」。今回はアイル・オブ・スカイを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
アイル・オブ・スカイの特徴とキーモルト
アイル・オブ・スカイのキーモルトは
- タリスカー(アイランズ)
タリスカーををベースとしてスモーキーなアイランズモルトとスペイサイドのモルト原酒をあわせて18種にグレーン原酒2種をぶれんどしているようです。
公表されているのはタリスカーのみなんですが、イアン・マクロード・ディスティラリー社が所有する銘柄から考えてみるとタムドゥーがスペイサイドのモルトとして入っているかもしれませんね。
キーモルト1:タリスカーの特徴
香りはほのかな海水の塩、生ガキ、そして柑橘系の甘みを感じさせる、力強いピートのスモーキーな香り。味わいは煙るようなスモーキーさと力強いモルトの香味を伴う、豊かなドライフルーツの甘み。
おすすめ:タリスカー 10年
アイル・オブ・スカイのおすすめポイント
フルーティーでバランスの良い香りと辛口の味わいが特徴的です。シェリー、ドライフルーツの香りが豊かで、全体的にスモーキーです。
若い熟成年数ほどスモーキーさが強く、ハイボールに最適。長期熟成は穏やかになりフルーティ。
アイル・オブ・スカイからのおすすめ銘柄
アイル・オブ・スカイを飲んだ方でアイランズの特徴が気に入った方はブレンデッドモルトですが「ロックアイランド」がおすすめ。アイランズモルトのみのブレンドで造られた人気の銘柄です。
そしてアイランズのシングルモルトであれば、キーモルトに使われている「タリスカー」やスモーキーさが強い「レダイグ」。若干のスモーキーさを感じつつも甘く華やかな「ハイランドパーク」がおすすめです。
もっと煙を感じたい方はアイラ島の銘柄から選ぶのもいいんですが、スモーキーさの度合いが全く違うので、まずはタリスカーに進むのをおすすめします。
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