なんと幕末の頃に日本に持ち込まれたウイスキー「オールドパー」。日本の歴代首相も愛飲していたことでも有名。今回はオールドパーを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
オールドパーの特徴とキーモルト
オールドパーのキーモルトであるシングルモルトは
- クラガンモア(スペイサイド)
- グレンデュラン(スペイサイド)
上記2つの蒸留所のモルト原酒以外にも勿論複数のグレーン原酒などもブレンドされています。
キーモルト1:クラガンモアの特徴
香りはライトなスモーキーさと、かすかな甘みを伴う、モルト香があふれる長いフィニッシュ。味わいは力強いモルトの味わいと甘いバニラと蜂蜜のフレーバー。
おすすめ:クラガンモア12年
キーモルト2:グレンデュランの特徴
香りは洋梨、芝草、若干のピート香。味わいはモルティで蜂蜜の甘味が感じられます。また芝草のような爽快な印象も受ける爽やかで飲みやすい。ストレートやハイボールでよく飲まれる銘柄ですね。
おすすめ:ザ シングルトン オブ グレンデュラン 18年
オールドパーのおすすめポイント
調和のとれた柔らかな味わい、奥行きのある香りと長い余韻は、和食とも好相性。時代を超えて日本人に愛され続けている、スコッチウイスキーです。ブラッドオレンジや金柑のすっきりした甘さとほのかな蜂蜜の香り。柔らかな舌触りの先に、暖かみのある余韻が続きます。
ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばず愉しめます。
おすすめ:オールドパー12年
オールドパーからのおすすめ銘柄
オールドパー12年をまず飲んで、次はとなるとオールドパー18年、そしてデュワーズ18年やシーバスリーガル18年がおすすめです。
シングルモルトから選ぶのであれば、オールドパーの構成原酒となっているクラガンモア12年は初心者にも飲みやすく甘く華やかなスペイサイドらしいシングルモルトで、価格も比較的安価で買いやすいと思います。
さらにキーモルトではないですが、クライヌリッシュ14年もオールドパー好きの方に飲んでみて欲しい銘柄ですね。
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