キリン 富士のシングルモルトがいよいよリリースされたので、早速購入してみました。なんだかんだ言って陸も富士山麓も美味しかったので、凄く期待しています。
それでは今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
富士 シングルモルトの感想
実は「富士」銘柄はブレンデッドもシングルグレーンもまだ飲めてなくて、一番最初に飲むのが富士シングルモルトになります。これが美味しければブレンデッドも即購入するかもしれません。そしてさらにシングルグレーンへと手を伸ばすのかな。
キリンでは現在リーズナブルな「陸」と富士山六シグネチャーブレンドを私は飲んでいて、いずれも結構好きなんですよね。特徴的といいますか、なんだかバーボンっぽさを感じてます。
富士山麓といえば終売になった白いラベルのものがとても美味しくて特にロックが大好きでした。
では公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
富士御殿場蒸溜所のモルトウイスキーのみでブレンド、多彩なモルト原酒が織りなす、果実味あふれる芳醇な味わいが特長。
香り:完熟りんご、パイナップル、柑橘ピールの華やかでフルーティな香りとクレームブリュレ、ハチミツの甘い香りやダージリンティーのようなフローラルな香り。
味わい:とろりとしたやわらかい口当たり、果実味あふれる味わい、熟した白桃、洋梨、アンズのような濃厚な果実の香りとフルーツタルトを想わせる芳醇な風味が口中に広がる。
フィニッシュ:甘く複雑で熟成感あふれる香味が心地良く長く続く。
引用元:キリン シングルモルトジャパニーズウイスキー 富士(700ml)|KIRIN(キリン)公式通販DRINX
では実際に飲んだ感想を書いていきます。
富士 シングルモルト ストレート
香りはまず甘さを感じますね。やはりちょっとバーボンっぽいバニラや蜂蜜の甘さが強く、フローラルな華やかさがあります。フルーツ香よりもダントツでトーストしたオークのような香りが強いと感じました。香りに慣れてくると完熟りんごの甘酸味のある香りを感じます。
飲んでみると、開戦直後にも関わらずアルコールのアタックはほぼなく口当たりは良いですね。全体的な印象としてまず甘味がバーっと広がり、苦味へを変わっていきます。
ほろ苦さがまたいいですね。香りは重厚な香りなのに飲んでみると結構ライトな印象を受けました。フルーティさよりはバニラ、カラメル、アーモンド、モルトの香ばしさといった感じでしょうか。甘い香りとビターな味わいが長く続きますね。
ちょっと開いてきたらフルーティさも出てくるかもしれませんが、開栓直後なのでやはりバーボンっぽい印象をうけましたね。
富士 シングルモルト ロック
次にロックにしてみました。マイルドな甘味の後に結構苦味が来ますね。ただ甘味は強くなった印象。フルーティさというよりは、やはりバニラや蜂蜜、カラメルのほろ苦さといった感じです。
氷が溶けていくと、苦味が若干抑えられてきて少し薄まった甘さがスーッと続いていく感じで、丁度よい加減のほろ苦さもあり美味しいですね。
チョコレートのような感じでもなく、本当に焦げた樽からくる甘味のようなバーボンっぽい甘さを感じます。
富士 シングルモルト ハイボール
ハイボールにしてもバーボンっぽい味わいを感じます。少し濃く作ったからというのもありますが思った以上に甘くて飲みやすいハイボールですね。
モルトの甘味なのか、熟成された樽の影響なのかとてもバーボンっぽい味わいを感じました。しかし流石はシングルモルトという事で、溶剤感はなく嫌な感じは全くしなかったです。
少し加水したほうが苦味が抜けるのかもしれませんね。これを良しとするかは好みかなと思います。
富士 シングルモルトの個人評価
流石はキリンといった感じでしょうかバーボンっぽさを感じるような甘みが強くほろ苦いストレート、氷が溶けて加水が進むとどこまでも甘味が伸びていくようなロック、甘く爽快なハイボールといずれの飲み方でも美味しかったです。
バーボンっぽいとは言えシングルモルトなので、溶剤っぽさはなく、バニラのような甘さとフローラルな香りが強く、華やかな風味でした。
まず香りのインパクトに反して、飲んでみると思ったよりもライトな印象を覚えましたが、その分飲みやすいのかなと思います。
トーストされた樽からくる風味をより感じているような感覚でしょうか。キリンらしさを感じるシングルモルトですね。因みに私のおすすめの飲み方はロックでゆっくり味わってみてほしいです。
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