2020年リリースの限定品「グレンモーレンジィ ケーク」、2022年リリースの限定品「グレンモーレンジィ ウィンター」に続く、「グレンモーレンジィ」の物語シリーズ。
第3弾の「グレンモーレンジィ フォレスト」が2月15日に販売されました。
今回は「グレンモーレンジィ フォレスト」はどんなウイスキーかをご紹介いたします。
グレンモーレンジィ とは
グレンモーレンジィはハイランド地区のに蒸留所があり、首の長いポッドスチルからキリンに例えられることも多く、フラッグシップボトルである「グレンモーレンジィ オリジナル(10年)」はオレンジのような香りが感じられる初心者にもおすすめのクセのないウイスキーです。
そしてグレンモーレンジィは「樽のパイオニア」とも称されるほど、特にカスクフィニッシュが有名で、レギュラーラインナップの中でもシェリー樽、ポートワイン樽、ソーテルヌといった樽を使用し、その味わいからの評価が「樽のパイオニア」と呼ばれる所以ですね。
グレンモーレンジィの素直な皆に好かれるオリジナルの味わいからの熟成樽によるグレンモーレンジィの変化が皆に愛される銘柄の理由ですね。
グレンモーレンジィの物語シリーズとは
2020年からはじまった、物語をテーマにしたグレンモーレンジィのシリーズです。
第1弾は、ケーキにまつわる幸せなひとときをイメージした「ケーク」。
第2弾は、冬に暖かい部屋でお気に入りのセーターに包まれる心地よさをテーマにした「冬の物語」の「ウィンター」をリリース。
第3弾は、森の神秘を彷彿とさせる「森の物語」がテーマとなっています。
グレンモーレンジィ ア テイル オブ フォレストの特徴
グレンモーレンジィのテイル・オブ シリーズは最高蒸留責任者のビル・ラムズデン博士が日々考えたことを実験的にボトルにし限定発売しています。
今回のグレンモーレンジィ ア テイル オブ フォレストは自宅近くの森から絶え間なく変化する森にインスパイアされて造ったということです。
そしてグレンモーレンジィ ア テイル オブ フォレストの特徴は「森そのものの香りや音、光景を呼び起こすボトル」とされ、原料の大麦をジュニパーベリー・シラカバの樹皮・ヘザーを使用し焼成する古代のウイスキーづくりの手法を用いているそうです。
そして、このウイスキーの味わいをパッケージで表現すべく、タイのイラストレーター、ポム・チャンとのコラボレーションが実現しました。
彼女は、自然あふれる美しい森に入っていった時の感覚や、ビル博士とのスコットランドに関する会話からインスピレーションを得て、作品を描きはじめました。
そして、彼女自身の空想の森を描き、それを表現しました。
ヘザーの花、香り高いジュニパーベリー、オレンジ、風に舞う松ぼっくりなど、ウイスキーのフレーバーとボタニカルな要素を反映させたイラストは、豪華な色彩で描かれています。
テイスティングノート
甘い麦芽、ビスケット、クリーミーだけれどシャープさも感じるのは、ジュニパーやコリアンダーのようなボタニカルな植物で縁取りされたアロマ。
水のしぶきを感じるようなハーバルなトップノートにジュニパー、コリアンダー、湿地帯、松の針、いらくさやミントを思い浮かべながら…。
チェリーのグラッセのような、甘いくるみを焼いたり、木材を焼いたりしたときの香りを漂わせます。
胡椒の刺激のようなピリっとした、発泡に近い感覚を覚えると、様々な味わいが押し寄せてくるのを感じます。
ペパーミント、メンソール、ユーカリ、松、木々の樹液、アンゼリカ、ビターオレンジと、微かな薫香。
味わいのセンセーションはそのまま続き、タンニンを感じるビタースイートなオーク、少しのオイリーなバニラに伴うアニスシードを感じます。
長く続く余韻は、酸味を感じるオレンジやレモンのような柑橘とオークを楽しめます。
2月15日~3月31日まで銀座のBar LIBRE GINZAで飲めます!
2023年2月15日(水)~3月31日(金)までの期間中、「Bar LIBRE GINZA」でグレンモーレンジィ フォレスト、およびグレンモーレンジィ フォレストのカクテルをお楽しみいただけます。
榎商店STAFFより
昨年のウインター同様、今回も面白い興味が湧くボトルですね。
日本市場でどれだけ出回るのかはわかりませんが、ウインター同様になかなか入手が難しいボトルになるかと思います。
グレンモーレンジィファンだけでなく、ウイスキー好きの方で興味が湧いたら見つけたらお早めのご購入をおすすめします。まぁ初心者の方にはあまりおすすめはしません。レギュラーラインナップが素晴らしいですからね。
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