ラフロイグ イアン・ハンター ブック4の特徴を解説

ラフロイグからイアン・ハンター・ストーリーシリーズの第4弾「ラフロイグ イアン・ハンター ブック4」。日本ではなかなかお目にかかれないボトルかもしれません。

しかし今回はラフロイグ イアン・ハンター ブック4はどんなウイスキーかご紹介いたします。

ラフロイグについて

1815年創業のラフロイグ蒸留所は「アイラの王」という異名でも知られていて、麦芽の乾燥に使われるピートホグには海に近く海藻が混入し、独特のヨード香をラフロイグの特徴として感じられます。

そのせいかラフロイグ公式にも「love or hate」として好きか嫌いかはっきりと分かれるウイスキーと言われています。そのせいで初心者にオススメされることはあまりないのですか、確かにハマるとこのヨード香から抜け出せなくなりますね。

アイラの酒のスモーキーさを表す数値にフェノール値という指標がありますが、ラフロイグはその数値だけでは判断できないクセが魅力の銘柄です。

ラフロイグのフラッグシップボトルは「ラフロイグ10年」で爽快なピートと磯の香り。味わいはバニラ、クリームの滑らかさ、ややオイリーなコク。海藻を想わせるユニークな心地よい後味。ヨード香に隠れているがフルーツの甘味が感じられ、ピーティなのに甘くマスカットやマンゴー、そしてナッツのような香ばしさも。

イアン・ハンター・ストーリーシリーズとは

イアン・ハンターはラフロイグの功労者として称えられている20世紀前半に蒸留所の支配人を務めた人物です。苦難の時代にラフロイグを守り抜いたとも言われ、このイアン・ハンター・ストーリーシリーズはそんな彼の功績に敬意を評してリリースされているシリーズです。

ラフロイグ イアン・ハンター ブック4の特徴

ラフロイグ イアン・ハンター ブック4

フロアモルティングから慎重に作られアメリカのホワイトオーク樽で熟成。これはイアン・ハンターが最初に調達したアメリカのホワイトオーク樽だからという事のようです。

1987年に蒸留された原酒をバーボン樽で34年熟成した後、ファーストフィルオロロソシェリー樽で仕上げられているようです。

テイスティングノート

香り:リッチで古典的なラフロイグスモーク。
味わい:パイナップルとピーチのノート。
フィニッシュ:長くて灰っぽい仕上がり。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方はストレートがおすすめ。34年熟成の熟成感と昔ながらのラフロイグの味わいをしっかりと楽しんでみてください。

因みにハイボールも抜群に美味しいとは思いますが、ストレートか少量の加水で飲むことをおすすめします。

榎商店STAFFより

ラフロイグ イアン・ハンター・ストーリーシリーズも第四弾という事ですが日本市場にはなかなか出回ることがないようですね。ただブック1やブック3は見かける事もあるので全く出回らないという事ではありませんね。

素晴らしいボトルとの出会いになるかとは思いますが、なかなか個人で購入というよりはBARで見かけたらという感じかもしれません。

榎商店でもラフロイグの様々なボトルについて何か情報が入りましたらTwitterでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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