ラフロイグ16年の特徴を解説

2021年半ば頃にラフロイグ蒸留所からリリースされた限定商品「ラフロイグ16年」。日本では未入荷のボトルです。

そこで今回はラフロイグ16年はどんなウイスキーかご紹介いたします。

ラフロイグについて

1815年創業のラフロイグ蒸留所は「アイラの王」という異名でも知られていて、麦芽の乾燥に使われるピートホグには海に近く海藻が混入し、独特のヨード香をラフロイグの特徴として感じられます。

そのせいかラフロイグ公式にも「love or hate」として好きか嫌いかはっきりと分かれるウイスキーと言われています。そのせいで初心者にオススメされることはあまりないのですか、確かにハマるとこのヨード香から抜け出せなくなりますね。

アイラの酒のスモーキーさを表す数値にフェノール値という指標がありますが、ラフロイグはその数値だけでは判断できないクセが魅力の銘柄です。

ラフロイグ16年の特徴

ラフロイグ16年の特徴

アメリカンオーク樽で16年間熟成。スモーキーさは樽から与える甘さによってわずかにまろやかと言われています。

テイスティングノート

香りはローストナッツと燃える泥炭、パンケーキとバニラポッドにメープルシロップのスロービルド。

味わいはヨウ素のタッチで強いピート、かすかに花のフローラルさ、新鮮な柑橘類、蜂蜜大麦の甘さが続きます。

余韻は沿岸の塩っ気と焚き火の最後の残り火のようなスモーク。

おすすめの飲み方

おすすめの飲み方はストレートやロックがおすすめ。ラフロイグらしいヨード香とスモーキーさが、丸くまとまったような味わいが楽しめます。

ストレートでも十分飲みやすいので、どちらかといえばやはりストレートで飲んでみてください。

ラフロイグ 16年 48度 700ml

榎商店STAFFより

ラフロイグ16年は日本では未発売の限定ボトルで、海外からの個人輸入で飲まれている方もいるかもしれませんが、現在まで並行輸入でもほとんど出回っていません。

リリース自体は2021年ですのですが、ラフロイグ10年シェリーオークフィニッシュは既に並行輸入品が出回っていることを考えると、ラフロイグ16年は出回るかと言うと厳しいのが現状かと思います。

もしラフロイグ16年の入荷について何か情報が入りましたら榎商店のTwitterの方でもお知らせいたしますので、アカウントフォローをよろしくお願いいたします。

 

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