マクナマラ クラシック レビュー

スカイ島に本拠地を置くプラバン ナ リンネ社のゲーリック・ウイスキーがリリースしている「マクナマラ クラシック」を購入し飲んでみました。どうやらキーモルトはタリスカーが使われているようです。

今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

マクナマラ クラシックの感想

今回のマクナマラという名前の由来はゲール語で「海の息子」という意味だそうで、まさしくキーモルトのタリスカーにふさわしい名前ですね。

リリースはプラバン・ナ・リンネ社でタリスカー蒸溜所があるスカイ島が本拠地。

オフィシャルを見てみるとマクナマラには他にもマデイラやポート、そしてラムの3つのカスクフィニッシュもリリースされています。

では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

マクナマラブランドのフラッグシップとなるこのマクナマラクラシック。オフィシャルの情報を引用してみると

よりライトなブレンドを好む人のために造られたマクナマラは、ライトピートでシングルモルトの良い割合で造られています。
引用元:MACNAMARACLASSIC – Pràban na Linne Ltd

では実際に飲んでみた感想を書いてみます。

マクナマラ クラシック ストレート

マクナマラ クラシック ストレート

香りは甘くハチミツと優しいバニラ。少し柑橘感もありますがペッパー系のスパイシーさはありません。

口に含むとライトでなめらかな口当たり、まずハチミツの甘味が感じられ、若干のスパイスと少しビターなフィニッシュ。余韻はそれほどビターさはなく、甘い味わいになります。

アルコール感はなく、凄く飲みやすいですね。本当に微かなピートという感じできつくないのと、甘味がしっかりとしているのが特徴ですね。

マクナマラ クラシック ロック

マクナマラ クラシック ロック

ロックにしてみたところ、氷に冷やされた段階ではビター感が強めに感じられます。ほろ苦い味わいもなかなかいいですよね。

氷が溶けてくると、再び甘味が前に出てきますが、全体的に味わいがマイルドになりすぎたといいますか、甘味もビターさも中途半端な気がします。

ロックで飲むよりはストレート向きですね。

マクナマラ クラシック ハイボール

マクナマラ クラシック ハイボール

最後にハイボールにすると少しピートやスモークが感じ取りやすくなったかな。甘味も残りますが、スパイシーさはほぼ無くなり凄く優しい味わいのハイボールです。

ただ決してまずいというわけでもなく、美味しく飲めるのですが、可もなく不可もなくという感じです。

若干ですが、飲み終わりにふわっとタリスカーっぽさが感じられますね。

マクナマラ クラシック 個人的評価

おすすめの飲み方としてはストレートもしくは濃い目のハイボールですかね。

ハイボールで飲んでいる時にふわっとタリスカーが感じられる気がしますが、気がする程度の感じ方ですね。

悪くは決してない銘柄ですが、インパクトには欠けます。しかし2000円台前半くらいの価格帯ですので、購入して失敗したとは思わず最後まで飲みきれると思います。

マクナマラ クラシックは初心者の方でも飲みやすく低価格のブレンデッドウイスキーですが、おすすめするのは中級者以上でしかもタリスカーが好きな方が興味で買われるボトルかなと思います。

 

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