オクトモア14シリーズの特徴を解説 | 榎商店お酒情報ブログ

毎年恒例のオクトモアの新リリース「オクトモア14シリーズ」が日本市場にもいよいよリリースされますね。

今回はオクトモア14シリーズの特徴を簡単にまとめてみたいと思います。

オクトモアとは

オクトモアはブルックラディ蒸留所がリリースするヘビリーピーテッドのシリーズです。ピーティなアイラ島のウイスキーの中でも飛び抜けてフェノール値が高い事で知られています。

アイラ随一のフェノール値を誇るオクトモアはハマった方にとって毎年恒例でリリースされるシリーズを心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。

簡単にですが、2023年にリリースされるオクトモア14シリーズの特徴をまとめてみたいと思います。

オクトモア 14.1 スコティッシュバーレィ

ファーストフィルの元アメリカンウイスキー樽を使用。

香り：スモークバニラ、スイートキャラメル、タフィーの香りが鼻に開き、スモークのあるスモークと繊細なココナッツとフレークアーモンドのバランスが取れています。紛れもない素朴なスモーキーさと柑橘類のヒントがあり、レモンメレンゲパイが豊かなバーベキューポークをカットしています。

味わい：明るい柑橘類、煙、独特のミネラルが口蓋に伝わってきて、焦げたオークとビーチの焚き火の残り火が続きます。トフィーとクリーミーなバニラは土の煙とバランスが取れており、梨、グースベリーフール、青リンゴの明るいノートが同時に明るさと深みを加えています。ローストコーヒー、クローブとナツメグのヒントが、ヘザーハニーの優しいヒントで、表に出てきてきます。

余韻：バタースコッチとバニラは、オクトモアのシグネチャーである土の泥炭の煙と塩水噴霧のヒントとバランスが取れており、焦げたヘザーとゴースの花が仕上げに落ち着きます。

オクトモア14.2 アマローネカスク

最初にオロロソホグスヘッド(40%)を充填します。最初にアマローネ樽を埋める(16%)。セカンドフィルアマローネ樽(44%)

香り：革、プルーン、赤い流れ、麦芽大麦が前を現し、トーストしたオークとシナモン、青リンゴ、黒コショウのヒントが続きます。煙の波と独特の赤い果実が続き、麦芽とお粥のシリアルノートで補完されます。泥炭の煙は乾燥していて、焦げたヘザーとオークからの微妙なパイプタバコのヒントがあります。

味わい：ヨーロッパのオークの影響は、木のスパイス、スモークオーク、ローストコーヒーの活気とバランスのとれた乾燥のタッチで、見逃せない。バーベキューの甘さと黒コショウの亀裂は、豊かなフルーツケーキとドライフルーツで補完されます。一滴の水は、ワイン樽からの煙とフルーティーな甘さを開き、リンゴと梨のノートがドラムとともに成長するにつれて美しいバランスをもたらします。

余韻：スモークモルト、くすぶったオーク、海塩が仕上げに落ち着き、オクトモアのシグネチャーである土の煙が残ります。

オクトモア 14.3 アイラ・バーレイ

50%ファーストフィルの元アメリカンウイスキー樽。50%セカンドフィルワイン樽。

香り：熱くて甘いマッシュの香りが鼻に紛れもないです。この柔らかいビスケットモルトには、泥炭の煙と甘い石造りの果物の品揃えが続き、熟したアプリコット、桃、蜂蜜をこぼした梨が続きます。砂糖漬けのレモンピールは、バタースコッチ、ハニカム、チョコレート、バニラアイスクリームとバランスのとれた柑橘類のヒントを追加します。

味わい：繊細なオークのノートがすぐに伝わってきて、くすぶる泥炭が続きます。ゴースとスイカズラの花のヒントは、モルティアイラ栽培の大麦の上に上昇し、クリーミーなお粥とシリアルのノートで豊かで甘いです。フレンチオークの構造は、アメリカンオークの甘いバニラとタフィーとともに、美しく組み合わされ、口蓋に調和のとれたバランスをもたらします。

余韻：麦芽大麦と土の煙が支配し、甘い大麦砂糖の余韻が続きます。キャラメルとバニラは、丸みを帯びた甘さの最後のタッチを加えます。