先日国際的なウイスキーのコンペティションであるワールドウイスキーウイスキー(WWA)2023の結果が発表されていましたね。そこで今回は受賞したウイスキーのなかで気になったものをいくつかご紹介していきたいと思います。
シングルモルト部門
まずはシングルモルトですがワールドベストシングルモルトに輝いたのは昨年11月くらいでしょうか日本上陸と話題になったイスラエル初のシングルモルト「THE M&H エレメンツ シェリーカスク」が獲得しました。
そしてスコッチは地域別で選ばれますが、アイランズはトバモリー12年、アイラはアードベッグ25年、ハイランドはグレンモーレンジィ シグネット、スペイサイドはザ・グレンリベット アーカイブ21年、キャンベルタウンはグレンスコシア ダブルカスクが選ばれていました。
さらにジャパニーズシングルモルトで選ばれたのは昨年復活した「余市 10年」で見かけな過ぎて忘れちゃうくらい希少ですが、流石という他ありませんね。
THE M&H エレメンツ シェリーカスク
「柑橘類の皮と白桃のフルーティの香りとウッドニスのダッシュ。重い口当たりで味に甘い、このウイスキーは、アニスとレモンの皮のヒントとオークタンニンの仕上げの前に、ゴールデンシロップ、バニラ、トロピカルフルーツ、アイスティーの風味を持っています。
ブレンデッドモルト部門
ブレンデッドモルトというのはシングルモルトのみを合わせて作られるブレンデッドウイスキーで、竹鶴がワールドベストブレンデッドモルトに輝いています。
インターナショナルブレンデッドにセッションが選ばれており、ニッカウヰスキー凄いですね。
他に気になったのがベストアイリッシュブレンデッドモルトに選ばれた「The Whistler」のThe Good, The Bad And The Smoky。そしてベストスコッチブレンデッドに選ばれた「Single & Single Whisky」のCambridge Circus, 32 Years Old Oloroso Sherryでした。Single & Single Whiskyの方は日本では見かけないですね。
竹鶴
香りはりんごや杏のようなフレッシュで甘酸っぱい果実香、トーストやバニラを思わせる甘くやわらかな樽香。味わいはバナナやネーブルオレンジのようなフルーティーさ、軽快でありながらしっかりとしたモルトの厚みやピートのコクが感じられる味わい。
ブレンデッドウイスキー部門
ブレンデッド部門でワールドベストブレンデッドに輝いたのは「Breckenridge High Proof Bourbon Whiskey」でした。日本ではあまり流通していないBreckenridge Distilleryですが、これを機会に入ってくる可能性もなくはないと思います。
そしてベストインターナショナルブレンデッドに選ばれたのが三郎丸蒸留所の「The Sun 2022」です。さらにベストジャパニーズブレンデッドにはシングルブレンデッドという非常に珍しい富士御殿場蒸留所の「富士ブレンデッドウイスキー」が選ばれています。
気になるスコッチはというと、デュワーズのカスクシリーズの第5弾である「デュワーズ 8年 フレンチスムース」が選ばれました。
The Sun
ミズナラ樽、シェリー樽を熟成に使用し、多彩な香味とピーティーさ、そしてミズナラ由来のオーキーさを引き出しています。グレーン原酒は12年以上熟成したもので、井波で製造した焙煎樽、長野県のワイン樽等で熟成。
榎商店スタッフより
他にもいろんなカテゴリーがあり見ているだけでも楽しめますね。因みにワールド ベスト ブレンデッド リミテッドリリースは「イチローズモルト&グレーン リミテッドエディション2023」が選ばれています。
こうしたWWA2023の結果に興味がある方はリンクを載せておきますので興味があるカテゴリーを是非確認してみてください。
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