国内の空港免税向け商品で、ニッカウヰスキー「シングルモルト余市 グランデ」「シングルモルト宮城峡 グランデ」が4月12日に発売することが発表されました。
現在も高い評価を受け続け人気の余市と宮城峡ですが今回のリリースではどのような特徴があるかまとめてみました。
余市蒸留所について
1934年 北海道余市市に創設された余市蒸留所。
竹鶴政孝氏が寒冷で潮風が吹くスコットランドの気候に似ていることからこの場所を選びました。
それこそ当時はピートや石炭、大麦、ミズナラとモルトウイスキー造りに欠かせないものが揃っていたそうです。
余市蒸留所では世界で唯一となった石炭直火焚き蒸留を現在も行い続けています。
これにより力強く香ばしい独特のモルトウイスキーが生み出されているのです。
宮城峡蒸留所について
1969年 宮城と山形の境に近い新川と広瀬川の合流する水と緑いっぱいの土地に宮城峡は建てられました。
この地を選んだ逸話として、新川の水で作った「ブラックニッカの水割り」を飲んだ竹鶴政孝氏が即断したと言われています。
宮城峡蒸留所は余市蒸留所とは違い大型バルジ型のポッドスチルを使い、スチームによる間接加熱で華やかさのあるモルトウイスキー原酒を造っています。
宮城峡蒸留所ではカフェ式連続式蒸留機を使用しグレーンウイスキーだけでなく、モルトウイスキー、ウォッカ、ジンの製造も行っています。
シングルモルト余市 グランデ、シングルモルト宮城峡 グランデについて
今回発売される2商品は『シングルモルト余市』『シングルモルト宮城峡』がもつ個性をより引き出すために、それぞれのブランドの特長的な原酒を際立たせています。
また、ろ過工程を冷却せずに常温で行い、香味成分がより豊富に残る“ノンチルフィルタード製法”を採用することで、より豊かな香りと複雑な味わいを実現。
商品名は、日本人だけでなく海外の人にもその商品特長を判りやすく伝達するために「グランデ」とされています。
パッケージデザインは、白のベースカラーに、空港免税店向け商品のアイコンとなる“羅針盤”がラベル背景に描かれています。
シングルモルト余市 グランデ
『シングルモルト余市』の力強く、厚みのある味わいを支えるヘビーピートモルト原酒と新樽熟成モルト原酒の個性をより引き出した商品です。豊かな熟成香と穏やかな甘さ、芳醇な果実香の調和、やわらかくスモーキーな香り、モルトの香ばしさとほろ苦いピートが調和した、厚みのあるコク、ほのかなオークの甘さとウッディでふくよかな余韻が特長です。
容量700ml、アルコール度数48度
シングルモルト宮城峡 グランデ
『シングルモルト宮城峡』のエレガントで華やかな味わいを支えるシェリー樽モルト原酒と新樽熟成モルト原酒の個性をより引き出した商品です。シェリー樽由来のドライフルーツのようなスイートさとリッチな甘い香りと洋梨を思わせるフルーティーさと芳醇な味わい、カカオのような香ばしさと長く続くビターな余韻が特長です。
容量700ml、アルコール度数48度
榎商店STAFFより
空港免税店向けの新しい余市と宮城峡が発売されましたね。グランデとのことなので通常のシングルモルト余市・宮城峡をさらにリッチに仕上げたイメージでしょうか。空港免税店向けとのことなのでECサイトでの販売は無いのでしょうか?榎スタッフは毎度のことながら手に入れれる予定がありませんので、空港で手に入れれた方はぜひSNS等で飲んでみた感想をおねがいします!
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