グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ レビュー

近所のスーパーでウイスキーを物色していると『グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ』を見つけまして、物は試しと思い購入してみました。

では今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュの感想

私の記憶ではグレンターナーは確かグレンマレイ蒸留所で造られるもう一つのシングルモルトだったような気がします。元々はブレンデッドモルトで販売されていたのが2015年に製造中止になり、現在はシングルモルトになっています。

価格帯は2000円台でのシングルモルトなので、美味しかったらコスパいいですよね。

早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。

公式テイスティングノート

バーボンの熟成樽で約4~5年間熟成させた後、更にポートワインの熟成樽で約1年間の後熟を経ています。

香りは、バーボン樽由来のバニラ香の後に、レーズンやナッツが感じられ、スパイシーさとドライフルーツの甘味がバランス良い味わいです。トウニーポート樽による後熟により、キャラメルと杏の甘さが後を引きます。
引用元:【明治屋】グレンターナー ポートカスク・フィニッシュ

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ ストレート

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ ストレート

まずは香りですが開栓直後というのもあってかアルコール感は結構感じますね。レーズンの香りが強くあとはナッツの少し香ばしいニュアンスもあります。バニラというよりは蜂蜜かとかメープルシロップのような甘い香りを微かに感じました。

余談ですが、コルクの方を嗅いでみるとバナナっぽい香りで面白いです。

口に含むとドライフルーツの甘みとスパイシーや酸味が感じられます。余韻には杏の甘味や渋味もありますね。

アルコールのピリッとする感じはあるものの、甘酸っぱい味わいで価格から考えると十分美味しいかなと思います。

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ ロック

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ ロック

ロックで飲んでみると、甘味が若干抑えられ酸味と渋味の方が感じられますね。元々が結構甘いのでバランスが崩れたような気はしません。

レーズン感の余韻もしっかりと残り、ストレートよりもロックが好きという方も多い気がします。

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ ハイボール

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ ハイボール

ハイボールにすると酸味とほんのりと感じるレーズン。そしてビターな余韻で飲みやすいです。余韻に若干キャラメルのようなニュアンスを感じるのはハイボールの時ですね。

めちゃくちゃ美味しいとは言いませんが、飲みやすくて美味しいと思います。

グレンターナー ヘリテージ ダブルカスク ポートカスクフィニッシュ 個人的評価

まぁ価格が価格なんで諸手を挙げて美味しいという感じではないですが、ストレート・ロック・ハイボールいずれの飲み方でも無難に飲めますね。

ウイスキーのポートカスク熟成を初めて飲んでみたいという方には、ポートでの熟成感はしっかりと感じられますし、入手のしやすさを考えるとおすすめですね。

他にもラムカスクフィニッシュやマディラカスクフィニッシュもあるようですので、また見かけたら試してみたいです。

グレンターナー ポートカスク・フィニッシュ 40度 700ml

 

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