オールドパーのキーモルトの1つとしても知られる『クラガンモア』。クラシックモルトシリーズの1本でもあります。
ここではクラガンモアの種類やその味、オススメの飲み方から蒸留所の情報までご紹介します。
クラガンモアの歴史と蒸留所
クラガンモア蒸留所はスペイ川の中流に1869年創業。
創業者であるジョン・スミスはクラガンモア創立以前にマッカラン、グレンリベット、グレンファークラスといった名高い蒸留所のマネージャーを歴任している。
クラガンモア蒸留所は再留釜が煙突のようなT字シェイプ型。このスチルはジョン・スミスのデザインだと言われています。
クラガンモアの種類と味の特徴
クラガンモア 12年
その極めて複雑な香りと味わいは、上部の平らなポットスチルを採用したことで生まれたものです。花や果物の香りと、甘くウッディなスモーキーさが際立ち、洗練さと複雑さを兼ね備えています。
香りはライトなスモーキーさと、かすかな甘みを伴う、モルト香があふれる長いフィニッシュ。味わいは力強いモルトの味わいと甘いバニラと蜂蜜のフレーバー。
容量700ml・アルコール度数40度
ディアジオ社のクラシックモルトシリーズの1本でも有名な「クラガンモア12年」、スペイサイドモルトの代表という感じで初心者にもおすすめされる1本です。 今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと …
クラガンモア 25年
複雑で幾重にも重なるフレーバーが広がる豊かな味わいにほのかにスモーキーなフィニッシュが続きます。
香りは緑の木、リンゴ、ジューシーなメロン、砕いたナッツ、ミント、ダークキャラメルの香り。味わいはバニラ、若い緑色の木のノート、ドライマンゴー、ジューシーなモルト、クリーミーな味わい。
フィニッシュはスパイシーなオーク、濃いキャラメル。
容量700ml・アルコール度数51.4度
クラガンモア ディスティラーズ エディション
ルビーポートワイン樽でカスクフィニッシュ。
香りはまろやかで複雑。甘くワインとフルーティーさ、かすかにスモーキー。味わいは軽くオイリーな舌触りから、最初は甘く柔らか、ワインとフルーツのジューシーなヒント。軽いウッドスパイスとスモーキーなアンダートーンが特徴。
ディアジオ社所有の数多くある蒸溜所の中からボトリング前の3か月から半年ほど、元の樽とは異なるシェリーやワインの熟成などに使用された樽でカスクフィニッシュしたボトルが「ディスティラーズ エディション」シリーズです。 今回は …
クラガンモアのおすすめの飲み方
クラガンモアは12年ならロックがおすすめですが、ハイボールでも美味しく楽しめます。クラガンモア25年になると長期熟成なのでストレートもしくはトワイスアップ、そしてロックで楽しむのがおすすめです。
クラガンモアの選び方
クラガンモアの選び方としては、やはり最初はクラガンモア12年がおすすめ。例えばオールドパー好きが次に飲んで見るスコッチとしてもシングルモルト初心者にもおすすめです。
そして12年を飲んでみて好みだった方はポートカスクでフィニッシュされたディスティラーズエディションを是非飲んでみてください。
榎商店 STAFFより
クラガンモアは華やかな香りとリッチなボディが特徴でバニラや蜂蜜そして花の香が感じられます。なめらかな喉越しと長く続く余韻が素晴らしい。
またクラガンモア12年はクラッシックモルトシリーズの1本としても紹介されています。スペイサイドの代表的なモルトとしても知られているのです。
ウイスキー初心者がウイスキーを購入する際に迷ったらユナイテッド・ディスティラーズ(UD社-現ディアジオ社)が提唱したシングルモルトのシリーズであるクラシックモルトシリーズから選んでみるのもいいかもしれません。 そこで今回 …
さらにジョニーウォーカーグリーンラベルの構成原酒の1つとしても有名ですね。
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