コラムを書くのは久しぶりとなりますが、先日徳島初のウイスキー蒸留所「阿波乃蒸溜所」のイベントが開催され、蒸留所見学ツアーに参加してきました。
今回はその様子と阿波乃蒸溜所を運営する日新酒類についても最後に簡単にご紹介します。
阿波乃蒸溜所 見学ツアー
今回開催されたのは「徳島ウイスキー&ワイン/スピリッツ カーニバル」。蒸溜所見学の他にも有料試飲(今回私は車を運転していったので試飲は出来ませんでした)、クイズ(結構簡単だったのですが、私が参加するのはズルいかなと思い不参加)、限定酒の販売他楽しめるイベントが盛りだくさん。
その中で私は阿波乃蒸溜所 見学と限定酒を購入しました。一応ブログの記事にさせて欲しい旨を受付で伝えたところ、社長さん自らが挨拶に来ていただきまして恐縮です。
蒸溜所見学はおそらくどこのウイスキー蒸溜所もこんな流れかなかと思うんですが、粉砕→糖化→発酵→蒸留→貯蔵の順を追って解説していただきました。
マッシュタンの構造の解説であったり、どのように糖化されるかの説明は面白かったですね。
そしてウイスキー好きの大本命であるポットスチル。阿波乃蒸溜所は現在2基のポットスチルで初留釜と再留釜が一つずつ。再留釜は銅製となっていました。
真っ直ぐに三角に伸びたヘッドからラインアームが伸びています。この形状のポットスチルで蒸留された原酒の酒質はどっしりとした酒質なのだとか。
最後に熟成庫。バーボン樽で現在熟成されているようです。今後はシェリー樽やワイン樽も調達し増やしていくとの事でした。
これは楽しみですね。これからバーボン樽熟成の数樽をブレンドしシングルモルトが誕生したり、さらにオロロソシェリー樽でフィニッシュをかけたり、また多種多様な樽を組み合わせたりと何故か私のテンションがあがりました。
日新酒類とは
四国民であればみんなご存知といいますか、私も若い頃はこればっかり飲んでたというのが「すだち酎」で有名というのが私の印象ですが、最近では少し前に話題になった「AWA GIN」を造っているのも日新酒類さんです。
今回AWA GINもミニボトルで購入したのですが、なんとジュニパーベリーをボタニカルに入れないものもあって、凄く気になってたんですよね。(またレビュー記事をアップします。)
そして今回樽に詰められてたウイスキーの他になんとブランデー、ワインも!そこに元々の本格芋焼酎に日本酒、リキュールとお酒をほぼほぼ網羅しちゃってます。興味がある方はオフィシャルページをご覧ください。
阿波乃蒸溜所見学の感想
知識的には知ってることでも、ポットスチルやマッシュタン、熟成樽を目の前に見ながらの見学って興奮しますね。ウイスキー好きの方々が蒸留所の見学に行かれるのはよくわかりました。
そしてやはり蒸留所限定ボトルの販売でしょうか。好きになるほど飲んでみたくなりますよね。
実はこの蒸留所は私の家から車で30分くらいのところにあるので、やはり今後の動向は気になりますし、イベントには行きたいなと思っています。そして老後は日本全国だけでなく、夫婦でスコットランドにもいってみたいなと思わされました。
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