ユニオンジャックのラベルを見たことがある方も多いはず。格安ブレンデッドウイスキーとして英国内で人気の「ベル オリジナル」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ベル オリジナルの特徴とキーモルト
ベル オリジナルのキーモルトは
- ブレアアソール(ハイランド)
- ダフタウン(スペイサイド)
- インチガワー(スペイサイド)
- ブラッドノック(ローランド)
上記4つをキーモルトとしてモルトとグレーンをブレンドして造られます。
キーモルト1:ブレアアソールの特徴
フレッシュかつフルーティな香りに穏やかで優しい甘い香りを感じる。シェリー樽由来の甘いキャンディのような甘味、そこから段々とスパイシーさが感じられます。
おすすめ:ブレアアソール12年 花と動物シリーズ
キーモルト2:ダフタウンの特徴
ナッツの香り、豊かなフルーツのような味わい、クッキーやキャラメルのような甘み、ライトタイプだが長く続く余韻が特長。
おすすめ:ザ シングルトン ダフタウン12年
キーモルト3:インチガワーの特徴
スモーキーさとオイリーな香り。非常に穏やかでマイルドな味わいに塩っ気を若干感じます。余韻はモルト香が長く続きます。
おすすめ:インチガワー14年 花と動物シリーズ
キーモルト4:ブラッドノックの特徴
甘草と花のアロマ。 柑橘系フルーツのスパイシーさとバニラ香。味わいはスパイシーで甘いオーク、モルト、ココナッツ、ジンジャー・バニラ。
おすすめ:ブラッドノック10年
ブラッドノックに関しては確かブラッドノック10年は終売になるとの情報がYoutubeで出てたように思います。気になる方はお早めに。
ベル オリジナルのおすすめポイント
ベル オリジナルについてのおすすめポイントはアーモンドやハチミツ、紅茶のような香りと、ストレートでの飲んでもこの価格帯にしてはアルコールの刺激も少なく飲みやすい。
またハイボールにすると甘く少し青りんごのような甘酸っぱさを感じます。ハイボールの常飲用にしてもコスパはいいですね。
ベル オリジナルからのおすすめ銘柄
ベル オリジナルはこうしてみると結構なキーモルトで構成されてますね。今回紹介した中で入手しやすい銘柄といえば、シングルトン ダフタウン12年になるんですかね。ただいずれもなかなか見かけるような銘柄でもないですね。
キーモルトの中でスタッフのおすすめはブレアアソール12年 花と動物シリーズです。甘みが強くベルオリジナルから進んでも飲みやすく美味しいですね。
ハイボールにした時の青りんご感から言えば、グレンフィディック12年でしょうか。シングルモルトとしては一番売れている銘柄ですし、何より青りんごの爽やかハイボールで、コスパも良いのでハイボールにしやすいです。
さらにはグレングラント10年やグレングラント アルボラリスもおすすめです。
ブレンデッドから選ぶとすれば、ダグラスレインのブレンデッドモルトであるスカリーワグやモンキーショルダーなんかがおすすめですね。どちらも華やかでフルーティさが特徴でベルオリジナルのように飲みやすいですよ。
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