フェイマスグラウスのキーモルトを知る

華やかな風味の格安ブレンデッドウイスキーとして人気の高い「ザ・フェイマスグラウス」を構成するキーモルトについての解説記事です。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

ザ・フェイマスグラウスの特徴とキーモルト

フェイマスグラウスのキーモルトは

  • ザ・マッカラン(スペイサイド)
  • ハイランドパーク(アイランズ)
  • グレンタレット(ハイランド)
  • タムドゥー(スペイサイド)

上記4つをキーモルトとして40種以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして造られます。

キーモルト1:ザ・マッカランの特徴

大人気のシェリー樽ウイスキーの筆頭ですね。香りは甘く、クリーム、シェリー、レーズン、コーヒー豆、ラズベリータルト。味わいはシェリー酒、少し苦めのココア。

初心者の方でもストレートで飲めるくらい甘めで飲みやすい銘柄です。

ザ マッカラン 12年 シェリーオーク 40度 700ml

キーモルト2:ハイランドパークの特徴

オークニー独特の香り高いピートとシェリー樽がもたらす、穏やかな“スモーキー&ハニー”。特有の甘いヘザーのハチミツの香りと、スモーキーなピート香。ピートとシェリー樽熟成のスモーキーさと甘味のバランスが良い。

ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばないオールラウンダー。

ハイランドパーク 12年 ヴァイキング・オナー 40度 700ml

キーモルト3:グレンタレットの特徴

甘くスパイシーな香りに加え、奥から穏やかなオークの香りが広がります。シロップのような甘味が心地よい。

ストレートもしくはロックでの飲むのがおすすめです。

グレンタレット 12年 46度 700ml

キーモルト4:タムデューの特徴

バランス良いフルーティーな味わい。甘みが強く、後味もシロップのような印象を受ける。クセがなく飲みやすい。

ストレートで飲むのがおすすめ。

タムデュー 15年 46度 700ml

ザ・フェイマスグラウスのおすすめポイント

ザ・フェイマスグラウス ファイネストについてのおすすめポイントはオークのスパイシーさとレーズンの酸味、そして柑橘系オレンジピールの香りも微かに感じられます。

ドライフルーツのような甘味が口に広がり1000円台でシェリー感を一番感じられるのではないでしょうか。意外に後味はスッキリとドライ。

ザ フェイマスグラウス ファイネスト 40度 700ml

またフェイマスグラウスにはスモーキーなモルト原酒多めの「スモーキーブラック」やグレーンウイスキー主体の「スノーグラウス」もあります。

ザ・フェイマスグラウス からのおすすめ銘柄

ザ・フェイマスグラウス ファイネストを飲んで、もっとピートを感じたい方はザ・フェイマスグラウス スモーキーブラックを選ばれる方が多いと思います。

シングルモルトを選ぶ場合はどっしりシェリー系かスモーキーシェリー系に分かれると思いますので、各シェリー系で少しずつ紹介します。

どっしりシェリー系

どっしりシェリー系ではやはりキーモルトにも使われている「マッカラン12年」がおすすめです。ただ価格的にフェイマスグラウスから直ぐにはという方もいらっしゃると思います。

そこでおすすめなのが「グレンファークラス12年」と「グレンドロナック12年」です。どちらもしっかりとシェリー感を味わえる人気の銘柄です。

スモーキーシェリー系

ちょっとスモーキーさも感じたいという方は、「ボウモア12年」がおすすめです。アイラモルト入門用としてよく取り上げられる銘柄で、シェリー感とスモーキーさ、そしてピートを感じることが出来ます。

さらにガッツリスモーキーさが欲しい方は「アードベッグ ウーガダール」がおすすめです。これにハマると抜け出せないくらいクセが強い銘柄です。

あとまだ触れてませんでしたが、こちらもキーモルトとなっている「ハイランドパーク12年」は是非飲んでみて欲しいです。シェリー感というよりもヘザーハニーと微かにスモーキーさが楽しめる銘柄で、どんな飲み方をしても美味しいです。

今回紹介したボトルはどれを購入しても後悔しない、各地域を代表する銘柄なので気になるボトルがあれば是非お試しください。

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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