ブラック&ホワイトのキーモルトを知る

ラベルに描かれた2匹の白黒の犬といえば「ブラック&ホワイト」。愛称からボトル名になったことでも有名ですね。今回はvを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。

この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。

ブラック&ホワイトの特徴とキーモルト

ブラック&ホワイトのキーモルトは

  • ダルウィニー(ハイランド)
  • グレンデュラン(スペイサイド)
  • クライヌリッシュ(ハイランド)
  • グレントファース(スペイサイド)
  • アバフェルディ(ハイランド)

上記5つの他にスペイサイドのコンバルモアを特にキーモルトとして35種のモルトとグレーンをブレンドして造られます。

キーモルト1:ダルウィニーの特徴

ダルウィニー 15年

香りは塩味のポップコーン、ハニーローストナッツ、杉のチップ、アプリコット。味わいはスモーキーピート、コリアンダー、麦芽、クミンパウダー、マジパン。

おすすめ:ダルウィニー15年

ダルウィニー 15年 43度 700ml

キーモルト2:グレンデュランの特徴

グレンデュラン 18年

香りは洋梨、芝草、若干のピート香。味わいはモルティで蜂蜜の甘味が感じられます。また芝草のような爽快な印象も受ける爽やかで飲みやすい。ストレートやハイボールでよく飲まれる銘柄ですね。

おすすめ:ザ シングルトン オブ グレンデュラン 18年

ザ シングルトン オブ グレンデュラン 15年 40度 1000ml

キーモルト3:クライヌリッシュの特徴

クライヌリッシュ14年

ヘザーハニーのようなコクのある甘味、蜜蝋を思わせるワクシーなフレーバー。ドライでアーシーな風味が鼻に抜け微かな潮風の余韻が残ります。香りは洋梨、さくらんぼ、蜜蝋、スッキリした甘さ、木材、ワックス。味わいは辛口、軽い塩気、紅茶。時間が経つほど甘味を強く感じる。

おすすめ:クライヌリッシュ14年

クライヌリッシュ 14年 46度 700ml

キーモルト4:グレントファースの特徴

グレントファース 15年

ナッツを思わせる香り、滑らかで繊細な口あたり、ラズベリーやカシスのような味わいが特長です。

おすすめ:バランタイン シングルモルト グレントファース 15年

バランタイン シングルモルト グレントファース 15年 700ml

キーモルト5:アバフェルディの特徴

アバフェルディ 21年

オレンジトフィーやナッツの香り。芳醇なハチミツのようなまろやかさとフルーティーな味わい。スパイスとほのかなスモーキーさが感じられる後味。

おすすめ:アバフェルディ21年

アバフェルディ 21年 700ml

ブラック&ホワイトのおすすめポイント

麦の甘い香りと香ばしさ、ぶどうやりんごを想わせる酸味のあるフルーティさでハイランドとスペイサイドのモルトをキーモルトとしているのがわかりやすいボトル。

飲みやすさとコスパの良さでファンも多いブレンデッドウイスキーです。

ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばず愉しめます。

ブラック&ホワイトからのおすすめ銘柄

同じようなブレンデッドウイスキーと言えば、グレンデュランをキーモルトとしているジョニーウォーカーのスペイサイドオリジン、グレントファースをキーモルトとしているバランタイン、アバフェルディをキーモルトとしているデュワーズ辺りが狙い目ですね。

キーモルトからシングルモルトを選んでみようという方にはクライヌリッシュ14年がおすすめ。5000円程度のボトルですがとても評価が高くよく品薄になるボトルです。

そもそもクライヌリッシュ14年はとても飲みやすく、初めてシングルモルトを購入するという方にも凄くおすすめできる銘柄ですね。

ブラック&ホワイト 700ml

 

キルホーマン・マキヤーベイ
グレンフィディック18年

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