バーテンダー支持No.1と呼び声が高いデュワーズ12年、そしてハイボールの起源と言われている「デュワーズ」。今回はデュワーズを構成するキーモルト(原酒)の解説をしていきます。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
デュワーズの特徴とキーモルト
デュワーズのキーモルトは
- アバフェルディ(ハイランド)
- クライゲラキ(スペイサイド)
- オルトモア(スペイサイド)
- ロイヤルブラックラ(ハイランド)
- ザ・デヴェロン(スペイサイド)
上記5つを特にキーモルトとして40種以上のモルトとグレーンをブレンドして造られます。
キーモルト1:アバフェルディの特徴
オレンジトフィーやナッツの香り。芳醇なハチミツのようなまろやかさとフルーティーな味わい。スパイスとほのかなスモーキーさが感じられる後味。
おすすめ:アバフェルディ12年
キーモルト2:クライゲラキの特徴
オレンジトフィーやナッツの香り。芳醇なハチミツのようなまろやかさとフルーティーな味わい。スパイスとほのかなスモーキーさが感じられる後味。
おすすめ:クライゲラキ13年
キーモルト3:オルトモアの特徴
フレッシュでかすかに感じられるスモーキーさ。華やかでスパイシーさがある複雑な味わい。繊細でドライ感のある深い余韻。
おすすめ:オルトモア12年
キーモルト4:ロイヤルブラックラの特徴
オレンジやアプリコット、紅茶を思わせる香りにフレッシュな柑橘果実と草のニュアンス。長期熟成による心地良い熟成感が備わった、全体的に綺麗な香味が印象的。
おすすめ:ロイヤルブラックラ21年
キーモルト5:ザ・デヴェロンの特徴
スパイスやグリーンアップル、レモンの皮の香り。トフィーやナッツ、シェリー樽によるフルーティーな味わい。繊細な甘みとドライさが感じられるバランスのとれた後味。
おすすめ:ザ・デヴェロン12年
デュワーズのおすすめポイント
クセがなくフルーティな飲みやすさで人気のデュワーズ。甘口だかほのかにスモーキーさも感じられる事で人気です。2021年は様々な品評会で受賞しました。
入手しやすい格安のものから、長期熟成で高級感溢れるものまで幅広いラインナップがいいですね。
ストレート、ロック、ハイボールと飲み方を選ばず愉しめます。
デュワーズからのおすすめ銘柄
まずデュワーズの中で一度は飲んでいただきたいボトルと言えば、デュワーズ25年とデュワーズ ダブルダブル 32年です。賞を獲得している事は勿論ですが、甘く濃厚な味わいが素晴らしいですね。
他のブレンデッドの銘柄ならシーバスリーガル アルティスやジョニーウォーカー ブルーラベルとかになるでしょうね。
シングルモルトから選ぶなら、アバフェルディ21年やロイヤルブラックラ21年がおすすめです。どちらも甘く華やかな特徴があり、特にロイヤルブラックラは紅茶を思わせるような香りが素晴らしいですね。
デュワーズの長期熟成は本当に美味しいので、初心者の方でもストレートで飲みやすく、年数も12年,15年,18年,25年とあるので予算に合わせて出来るだけ長期熟成のボトルを飲んでみましょう。
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