グレンカダムの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介

アンガスダンディ社がハイランドに保有する蒸留所「グレンカダム」。数多くの品評会で賞を獲得しています。

今回はグレンカダムの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。

グレンカダムについて

1825年に創業したスコットランドの東部高地にある古代都市ブレチンにある蒸留所。

グレンカダム蒸留所の特徴として水車が有名で1825年当時の電力供給に使われていたとか、2021年はグレンカダム蒸留所の中心部に作動する水車が再設置されています。

グレンカダム蒸留所のポッドスチルのラインアームは15度の角度で上向きに走っているそうで、熱帯と果樹園の果実の風味を特徴とする原酒を生み出しています。46%・ノンカラーノンチルフィルタードでボトリングされています。

グレンカダムの種類と味の特徴

グレンカダム オリジン 1825

グレンカダム蒸留所の設立された年から名前を取った甘くてフルーティーなシングルモルト。

香りは夏の果物とバニラ、クリーミーさとモルトの香り。味わいはバナナ、パイナップル、梨に柔らかなスパイスが特徴。

容量700ml・アルコール度数40度

グレンカダム 10年

口蓋の丸みを帯びた滑らかさを維持しながら、草の新鮮さと柑橘類とスパイスのノート。

ピリッとした新鮮なトロピカルフルーツと柑橘類の香り、柔らかいバニラの甘さとベーキングスパイス。パイナップル、レモンカード、柑橘類のピールがハイライトされる味わいが特徴。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンカダム 13年

トロピカルフルーティーさと並んで、豊かでナッツとクリーミーな風味。

パンとバタープディング、砂糖入りアーモンド、ピリッとしたマーマレードの香りにクリーミーな香り。クリーミーなパンナコッタ、ロータスビスケット、レモンピール、ナツメグスパイスの味わいにオイリーな酒質が特徴です。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンカダム 15年

果樹園の果実、甘いバニラ、甘草のノートを持つこの非常にバランスのとれたフルーティーでクリーミーな風味。

香りは柑橘類の皮とトーストしたナッツの香りが混ざった果樹園の果実とバニラポッド。味わいは甘くてクリーミーで、砂糖入りアーモンドとパンナコッタの層に、ドライアップル、ナツメグ、ココアパウダーのノートが続きます。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンカダム 18年

トロピカルフルーツとスパイスの香り、複雑でフルーティーで、滑らかで暖かく長持ちする仕上がりが特徴。

香りは新鮮なストーンフルーツ、梨の花、ドライパイナップル、パンナコッタのエレガントな香りとベーキングスパイスのヒント。味わいはベイクドピーチ、ライスプディング、レモンカード、クリームキャラメルのクリーミーな層に、ナツメグとシナモンが混ざり合ってい、ポーチド梨、ジンジャービスケット、アプリコットのデニッシュが甘いスパイスに消えていきます。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンカダム 25年

エレガントで複雑で、アプリコット、桃、甘いスパイスと美しくバランスが取れています。

ストーンフルーツ、リンゴの花、アカシアハニー、甘いケーキスパイスの香り。梨と桃のフルーツノートに、脆いタフィー、トーストしたヘーゼルナッツ、コショウのスパイスでクッションを添えたデニッシュペストリーが特徴。

容量700ml・アルコール度数46度

グレンカダム限定版等

上記の通常ラインナップの他にも多くの限定版がリリースされています。こちらは別で記事にしてますので興味のある方は御覧ください。

• グレンカダム アメリカンオーク リザーブの特徴を解説
• グレンカダム レゼルバ アンダルシアの特徴を解説
• グレンカダム 15年 レセルバ デ ヘレスの特徴を解説

グレンカダムのおすすめの飲み方

グレンカダムのおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールのいずれでも美味しく楽しめます。

ストレートやロックではそのフルーティさとクリーミーな味わいが特徴的で若いほどピリッとする感覚はありますが、熟成したフルーツやバニラの香りと甘味がとても感じられます。

ハイボールでは少しサッパリとした柑橘類のフルーティさが目立ち、甘味は若干抑えられるもののスパイシーさのある爽快なフルーティハイボールです。

グレンカダムをおすすめする方

甘くフルーティでどシェリーよりはサッパリと飲みたいという方におすすめの銘柄ですが、ストレートで飲んだ時のクリーミーさとオイリーな味わいがとても美味しいので、そうした味わいのウイスキーを飲んでみたい方におすすめです。

最初はグレンカダム10年あたりを飲んでみて、気に入ったら15年がおすすめですね。

榎商店 STAFFより

グレンカダムはちょっとマイナーな銘柄かもしれませんが、凄く甘くフルーティでとても美味しい銘柄です。グレンカダム10年がフラッグシップとなりますが、様々な品評会でゴールドを獲得しています。

しかしやはり濃厚な甘さとフルーティさを求める方は15年がおすすめ、25年ともなるとBARで楽しむのがいいかと思います。

榎商店でもグレンカダムの様々なボトルについて何か情報が入りましたらTwitterでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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