ハウスオブヘイゼルウッドの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介

ハウスオブヘイゼルウッドの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介グレンフィディック蒸留所やベルヴェニー蒸留所を所有するウイリアム・グラント&サンズ社が新たに設立した新会社「ハウスオブヘイゼルウッド」。長きに渡るプライベートストックを少しずつ世に出していくそうです。

今回はハウスオブヘイゼルウッドでリリースされるウイスキーがどのようなものなのかをちょっぴり解説していきます。

ハウスオブヘイゼルウッドとは

冒頭でも解説したとおり、ほぼ100年間守られてきた貴重なプライベートストックを少しずつ世に送り出すために創られたウイリアム・グラント&サンズ社の新会社となります。

名前の由来はゴードン家が戦時中に戦火を避けて暮らしていた家が「ヘイゼルウッドハウス」で、それにちなんで名付けられたそうです。

プライベートストックはこれまで定期的にサンプリングされ、その品質をしっかり守り続けてきました。そして今回2種類のシリーズでリリースされるようで、レガシーコレクション(全てが30年以上の熟成)とチャールズ・ゴードンコレクション(全てが50年以上の熟成)となっています。

これは本当に素晴らしいリリース。そしてのウェブサイトで直販をしている中、世界で初めて正規代理店を通しての販売はまだ日本市場のみだそうじゃ。
えのき先生
えのき先生

ハウスオブヘイゼルウッドの種類と味の特徴

もちろんいずれも生産本数が限られる限定リリースなんじゃが、どんなウイスキーがあったのか知っておくのも大事なんじゃ。
えのき先生
えのき先生

ハウスオブヘイゼルウッド 58年 ラストトレース

ハウスオブヘイゼルウッド 58年 ラストトレース

58年熟成のブレンデッドモルトで、世界でわずか65本のみのリリース。

香り:トーストしたココナッツ、バターのような、まだメントリックな品質。革とパーチメント紙。
味わい:ランシオ(長熟コニャックに特有の香味の特徴の一つ)、クリーミーさの前にアンティークのキャラクター、永続的なタルトタング。

容量700ml・アルコール度数43.1度

ハウスオブヘイゼルウッド 51年 ザ・オールドウェイズ

ハウスオブヘイゼルウッド 51年 ザ・オールドウェイズ

51年熟成のシングルグレーンで、世界でわずか123本のみのリリース。

香り:ノスタルジアの香り、キャンプストーブバーナーとワックスジャケットの感覚。オイリーさ、ムスコバド砂糖。
味わい:砂糖の甘さ、煮込みのルバーブとグーズベリーに発展。 新鮮で酸っぱいフルーツクーリ。

容量700ml・アルコール度数50.1度

ハウスオブヘイゼルウッド 45年 ア ミニットゥ ミッドナイト

ハウスオブヘイゼルウッド 45年 ア ミニットゥ ミッドナイト

45年熟成のシェリードモルトウイスキーで、世界でわずか154本のみのリリース。

香り:ブラックベリー、ラズベリー、その他の暗い果物が深く豊富な香り、すぐに甘いイチゴジャムの甘さ。
味わい:暖かく、甘いスパイスのシナモンのスティック、より深いグリューワインのキャラクター、わずかにドライな仕上がりで締めくくります。

容量700ml・アルコール度数58.6度

ハウスオブヘイゼルウッド 33年 ヘイゼルウッド ハイランダー

ハウスオブヘイゼルウッド 33年 ヘイゼルウッド ハイランダー

33年熟成のブレンデッドウイスキーで、世界でわずか203本のみのリリース。

香り:エレガントに軽く、穏やかなヘザーの甘さ、なだらかなスコットランドの丘の頂上で育った苔のヒント、おがくずのほこり。
味わい:大麦砂糖のシロップ。果樹園の果物、リンゴと梨のタルト。

容量700ml・アルコール度数45.8度

ハウスオブヘイゼルウッド 39年 サンシャイン オン スペイサイド

ハウスオブヘイゼルウッド 39年 サンシャイン オン スペイサイド

39年熟成のスペイサイドモルトウイスキーで、世界でわずか398本のみのリリース。

香り:新鮮なパイナップル、バーベキューフルーツ、おいしいビクトリア朝の甘い店のキャラクターのノート。
味わい:クリーミーなキャラメルバーベキュースモークと明るいピリッとした柑橘類、焦げた果物の甘さ。真の唯一無二。

容量700ml・アルコール度数42.5度

ハウスオブヘイゼルウッドのおすすめの飲み方

これはもちろんストレート一択ですね。ただもし私がこれらのボトルを購入できたとしても開けて飲む勇気がわかないかもしれません。

飲まれる場合はやはりBAR等が候補となりますが、その際はバーテンダーさんにおすすめの飲み方を聞いてみるといいですね。

ちょっと希少すぎて引いてしまう程度のボトルじゃな。個人での購入はちょっと考えにくいのぉ
えのき先生
えのき先生

ハウスオブヘイゼルウッドをおすすめする方

ハウスオブヘイゼルウッドは貴重な原酒を長きに渡り樽で保管していたゴードン家のいわゆる資産ですね。

これらのボトルの所有は、私のような一般庶民には夢のまた夢のような価格ではあります。ウイスキー好きの方でも特に余裕のある方は狙ってみてもいいかもしれませんね。

榎商店STAFFより

さて今回「ハウスオブヘイゼルウッド」を紹介しましたのは、日本市場に正規販売があるというのが1点、そして購入は出来なくともこんな素晴らしいウイスキーを販売するブランドが出来たというこの2点をご紹介したかったからです。

もしかするとBARでは置かれる店舗もでてくると思います。BARで紹介され「なんじゃこれ?」というよりは、「そう言えば見たことある!」の方が話が弾むと思いますし、飲む時のテンションもバク上がりになると思います。

興味を持たれた方はオフィシャルのリンクを掲載しておきますので、是非ご覧になってみてください。

榎商店でもハウスオブヘイゼルウッドの様々なボトルについて何か情報が入りましたらX(旧Twitter)でお知らせいたしますので、よろしければ榎商店X(旧Twitter)アカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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