今ジャパニーズウイスキーの中でも注目度No.1とも言われているのが「イチローズモルト」。カードシリーズ54本セットが1億円で落札されたことでも有名です。
今回はイチローズモルトの種類、味の特徴や飲みながら話せるウンチクなどをまとめてみます。
ベンチャーウイスキーの歴史と秩父蒸留所
2004年に肥土伊知郎氏が創業。祖父が設立した東亜酒造でウイスキーを製造していたが経営が悪化し羽生蒸溜所は売却へ、その際に羽生蒸留所の原酒を引き取り様々なウッドフィニッシュを施しボトリングした「イチローズモルト」を発表。
このイチローズモルトは高い評価を受けウイスキーファンの間でも大きな反響を起こした。
2007年には埼玉県秩父市に蒸留所を建設。2011年には秩父の原酒を使ったシングルモルト「秩父ザ・ファースト」を発表しました。
イチローズモルトの種類と味の特徴
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル
唯一比較的入手がしやすいのがこの「イチローズモルト&グレーン ホワイトラベル」でワールドブレンデッドウイスキーとなっています。
香りはモルト由来の豊かな香り、はちみつ、洋梨、爽やかなフルーツ。味わいは爽やかな柑橘系の中にドライでスパイシーなモルトのコクも感じます。
容量700ml・アルコール度数46度
イチローズモルト ダブル・ディスティラリーズ
羽生蒸留所と秩父蒸留所の原酒をブレンドし個性的で複雑な風味。
香りはハーブ、オレンジ、ピール、ミント、さわやか且つまとまりのあるフルーティな香り。味わいはシェリー樽由来の深い甘みとミズナラ樽由来の爽やかな風味。
容量700ml・アルコール度数46度
イチローズモルト ワインウッドリザーブ
赤ワイン樽を後熟に使用。柑橘の爽やかさと、なめらかな甘みが特徴。
香りはフルーティー、チョコレート。味わいはビターチョコレート、オレンジピール、タンニンの渋味も感じる。
容量700ml・アルコール度数46度
イチローズモルト MWR
モルト原酒をブレンドしミズナラ樽で後熟。ピーテッドな原酒が微かに感じられより複雑な味わいになっている。
香りは明るくスイート、バニラ、洋梨、オーク、そして微かなピート香。味わいは上品な甘みとピートそして樽香、スパイス感ややや渋みも。
容量700ml・アルコール度数46度
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイ
イチローズモルト 秩父 オン・ザ・ウェイは香木やハーブを思わせる香りと蜂蜜の甘み、柑橘系のフルーティさが特徴。
秩父は定番商品ではないためAmazon等で確認は出来るもののプレミア価格で非常に高額となっています。
イチローズモルトのおすすめの飲み方
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベルは比較的入手もしやすいので、ハイボールで楽しんじゃいましょう。トワイスアップやロックでも美味しいです。
イチローズモルト ダブル・ディスティラリーズ、イチローズモルト ワインウッドリザーブ、イチローズモルト MWRはやはりストレートからのトワイスアップ、そしてロックがおすすめです。
イチローズモルトの選び方
イチローズモルト&グレーン ホワイトラベルは近くのお酒売り場などで見かけたら即購入レベル。その他のイチローズモルト ダブル・ディスティラリーズ、イチローズモルト ワインウッドリザーブ、イチローズモルト MWRは上級者向けの価格帯となっています。(現在取引価格が定価の倍くらい)
イチローズモルト 秩父は本当に余裕がある方しか買えそうにないですね。
まずはホワイトラベルを探してみるのがおすすめじゃ。
ウイスキーに興味がある方で休日の酒屋巡りの際に探してみましょう。また榎商店でも入荷した際にはTwitterや各ショップのメルマガ、再入荷通知でお知らせを受け取ってください。
最後に当店スタッフが「イチローズモルト」の解説動画をYoutubeにアップしているので是非ご覧ください。
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