余市からは数年遅れましたが宮城峡も「宮城峡 10年」がリリースされます。
今回はこの宮城峡 10年はどんなウイスキーかご紹介いたします。
宮城峡について
元々宮城峡にも10年や15年といった年数表記のラインナップがあったのですが、ウイスキー人気を受けて原酒不足から休売となっていました。
1969年 宮城と山形の境に近い新川と広瀬川の合流する水と緑いっぱいの土地に宮城峡蒸留所は建てられ、大型バルジ型のポッドスチルを使い、スチームによる間接加熱で華やかさのあるモルトウイスキー原酒を造っています。
ニッカウヰスキーの余市に続く第二の蒸留所「宮城峡蒸留所」。 余市とはタイプの違った風味が特徴ですが、今回は宮城峡の種類、味の特徴や飲みながら話せるウンチクなどをまとめてみます。 宮城峡の歴史と宮城峡蒸留所 1969年 宮 …
宮城峡のコアレンジといえば宮城峡NVで、最近は本当によく見かけるようになりましたね。りんごのような酸味を若干伴うフルーティな香りと華やかなフローラルな香りに甘味がまず来てフルーティ、その後にピートがじわっと現れます。
ニッカのシングルモルト「宮城峡」。 ウイスキーの価格が高騰し、とりわけジャパニーズウイスキーはお高いですよね。その中では価格の高騰があまり感じられない「宮城峡」ですが、評判は結構分かれてますね。今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
宮城峡 10年の味の特徴
仙台宮城峡蒸溜所で10年以上熟成したウイスキー原酒を使ったシングルモルトウイスキー。ラベルは和紙を採用し、上質な雰囲気を演出するとともに、日本の伝統色である深緑色をキャップシールやラベルの一部に使用することで宮城峡の“森閑とした峡谷”を表現。
容量:700ml、アルコール度数:45%
テイスティングノート
Asahiのオフィシャルから引用致します。
リンゴやシトラスを思わせるフルーティーな香りと熟成によるほのかなに甘いバニラの香りが特徴です。熟した果実感とモルトの甘さが調和する豊かな味わいや、樽熟成由来の甘くほろ苦い余韻が楽しめます。
おすすめの飲み方
宮城峡のフルーティさと甘味はやはりストレートや少量の加水が一番かと思います。ロックで飲むよりはハイボールや水割りがよく合いますね。
10年熟成ということで熟成樽の影響を受けた宮城峡は飲み応えもしっかりと現れるので食後にゆっくりとストレートで楽しんでみてください。
榎商店STAFFより
これで余市に続いて宮城峡も10年熟成が出揃う形となりました。しかしながらやはり10年の年数表記が入るとなかなか購入できませんね。
販売開始は2025年10月7日からですが、まずは国内9000本という事ですので、あわてずゆっくりと探してみましょう。
榎商店でもニッカウヰスキーの様々なボトルについて何か情報が入りましたらX(旧Twitter)でお知らせいたしますので、よろしければ榎商店X(旧Twitter)アカウントのフォローをよろしくお願いします。
10/7追記:発売延期になったようです。
9/28頃アサヒグループへの大規模なサイバー攻撃の影響で発売が延期されることが発表されました。
復旧の目処が中々たたないのでいつ頃になるかわからないですね…。情報が入り次第X(旧Twitter)でもお知らせ予定です。
大変な状況ですが一日でも早く復旧されることを願っています。
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