タリスカーがキーモルトに使われている「アイル・オブ・スカイ8年」を購入し飲んでみました。
今回も飲んでみた感想をテイスティングコメントを真似ながら書いてみたいと思います。
アイル・オブ・スカイ8年の感想
タリスカーをキーモルトにスペイサイドのモルト原酒をあわせて18種にグレーン原酒2種をブレンドして作られるブレンデッドウイスキー。
リリースはイアン・マクロード・ディスティラリー社という事でタムデューが使われているかもしれませんね。
では早速ですがと飲む前に公式のテイスティングノートを参考にしてみましょう。
公式テイスティングノート
アイル・オブ・スカイをリリースしているイアン・マクロード・ディスティラリー社のオフィシャルより引用します。
フローラルノート、柑橘類の香り、微妙な煙で鼻に優しい甘さ。貝殻類、タフィー、バニラ、ヘザーと一緒に口蓋に泥炭の煙。乾かして、煙を続けて仕上げます。
引用元:Isle of Skye Whisky – Ian Macleod Distillers
では実際に飲んでみた感想を書いてみます。
アイル・オブ・スカイ8年 ストレート
香りは甘く、フルーティかつフローラルな香りを感じます。バニラの甘さと少しモルティな甘さと香ばしさの奥にわずかにスモーキーな香りも拾えますね。
口に含むとハチミツとフルーティな甘味がまず現れ、そこから段々とスパイスや潮っ気に柔らかなスモーキーさが感じられます。
アルコール感は全く強くなく、スペイサイドの甘くフルーティな味わいが強めなので非常に飲みやすい。ただフィニッシュに向けて潮っ気やペッパースパイスが感じられタリスカーが構成原酒に入っていることを確認出来ます。
アイル・オブ・スカイ8年 ロック
ロックにすると甘い香りが強まり、口当たりもグッと甘く滑らか。そして直ぐにビターな味わいの中に潮っ気を微かに感じます。
スモーキーさはロックにするとそれほど感じられませんね。
氷が溶けてくるとよりまろやかでクリーミーな口当たりで優しい甘さとビターさのバランスが良くとても美味しいです。
アイル・オブ・スカイ8年 ハイボール
ハイボールにするとグッとスモーキーさが前に出てきますね。とはいえ穏やかなスモーキーさです。
このあたりは流石といいますか名の知れたブレンデッドウイスキーなのでまとまりが素晴らしい。ハイボールでの味わいは柑橘感もあり、ストレートは甘いフルーティさが主体にもかかわらず、爽快な味わいでハイボールを楽しめます。
アイル・オブ・スカイ8年 個人的評価
以前にアイル・オブ・スカイ12年のレビューも書いています。
12年の方はもっとスペイサイドよりの味わいで甘くフルーティ、ドライフルーツのような風味が特徴でしたが、8年は若い分スモーキーさも僅かに感じられ美味しいですね。
スペイサイド・モルトが好きな方は12年がいいでしょうし、タリスカー好きの方は8年の方がおすすめですね。
スコッチのブレンデッドは12年熟成のリリースも多いので8年かぁと思われるかもしれませんが、かなり美味しく飲んでいただけると私は思いました。
アイル・オブ・スカイ8年は強くはないが少しスモーキーさも感じられる、甘旨フルーティブレンデッドという印象ですね。
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