シェリー感が強いブレンデッドモルトとして人気の「ネイキッドグラウス」を構成するキーモルトについての解説記事です。
この記事はブレンデッドウイスキーのキーモルトを知ることで好みのウイスキーをより深く知ると共に、次に飲んでみるシングルモルト選びにも役立つ企画です。
ネイキッドグラウスの特徴とキーモルト
ネイキッドグラウスグラウスのキーモルトは
- ザ・マッカラン(スペイサイド)
- ハイランドパーク(アイランズ)
- ザ グレンタレット(ハイランド)
- ザ・グレンロセス(スペイサイド)
上記4つをキーモルトとして40種以上のモルト原酒とグレーン原酒をブレンドして造られます。
キーモルト1:ザ・マッカランの特徴
大人気のシェリー樽ウイスキーの筆頭ですね。香りは甘く、クリーム、シェリー、レーズン、コーヒー豆、ラズベリータルト。味わいはシェリー酒、少し苦めのココア。
おすすめ:マッカラン12年
キーモルト2:ハイランドパークの特徴
オークニー独特の香り高いピートとシェリー樽がもたらす、穏やかな“スモーキー&ハニー”。特有の甘いヘザーのハチミツの香りと、スモーキーなピート香。ピートとシェリー樽熟成のスモーキーさと甘味のバランスが良い。
おすすめ:ハイランドパーク12年 ヴァイキング・オナー
キーモルト3:ザ グレンタレットの特徴
印象的でクリーミィなバニラ。柔らかいトフィーやキャラメルから、煮詰めた赤いりんごへと香りが変化していきます。味わいは樽由来のスパイシーさが前面に出ており、温もりある感覚とわずかな黒胡椒、そして果物の甘みが口中にあふれます。
おすすめ:ザ グレンタレット 12年
キーモルト4:ザ・グレンロセスの特徴
香りは非常に甘やかなオロロソ、バニラ、牧草、わずかな土っぽさ、奥に僅かな硫黄。味わいはフルーティーでスウィート、バナナ、レモン、シナモン。
おすすめ:グレンロセス 12年
ネイキッドグラウスのおすすめポイント
しっかりと感じられるシェリー樽の熟成感、レーズン、葡萄の甘酸っぱい香りと濃厚なシェリー樽由来の香り。ほろ苦さを伴うダークチョコの味わいの奥にもフレッシュな葡萄の甘酸っぱさが良質のブランデーやワインを思わせます。
甘味とフルーティさそして渋味にスパイシーさといった幾重にも重なる味わいが複雑でいてバランスの良さが伺えますね。
ネイキッドグラウス からのおすすめ銘柄
ネイキッドグラウスを飲んで気に入った方に次におすすめする銘柄はと言えば、キーモルトから考えるとマッカラン12年がおすすめですね。
またマッカランは若干高いなぁと感じる方はボトラーズですがダークネス8年を是非飲んでみて欲しいです。シェリー感が強い味わいはかなりおすすめですね。
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