1度は失われてしまったペッパー家のウイスキーの味わいを現在に再現した「ジェームズ・E・ペッパー」。ここではジェームズ・E・ペッパーの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。
ジェームズ・E・ペッパーについて
ジェームズ・E・ペッパーはバーボンの名家ペッパー家によって誕生したウイスキーブランド。生産されていたのは1958年まで。
そして愛好家がインディアナ州の蒸留所と手を組み希少なオールドボトルを参考にしながら当時の味わいを再現。さらにたジェームズ E ペッパー蒸溜所も当時の登録ナンバーをそのまま引き継ぎ再建され、2017年に蒸留を再開しています。
ジェームズ・E・ペッパーの種類と味の特徴
ジェームズ・E・ペッパー 1776 ストレートバーボン
マッシュビルで60%トウモロコシ、36%ライ麦、4%麦芽大麦。ノンチルフィルター、100プルーフにて瓶詰。
リッチなバーボンの甘さとライ麦スパイス。バニラ、ハチミツ、クローブ、チョコレートが特徴。
ジェームズ・E・ペッパー 1776 ライ
マッシュビルの95%ライ麦と5%麦芽大麦、ノンチルフィルター、100プルーフにて瓶詰。当時のオリジナル・ボトルとレシピを基に伝説の味を忠実に再現した復刻版。
複雑で風味豊かな;ミント、クローブ、ユーカリ、チョコレート、蜂蜜のノートが特徴。
ジェームズ・E・ペッパー 1776 ライ バレル プルーフ
ノンチルフィルタード 加水しないバレル・プルーフ。 ライ麦の使用率は90%。 フル・フレーバーで複雑な香りと味わい。
ジェームズ・E・ペッパー ボトルド・イン・ボンド バーボン
トウモロコシ、ライ麦、麦芽大麦、麦芽ライ麦からなる独特のマッシュビルのユニークなブレンド。ケンタッキーオークを焦がした新樽で熟成。100プルーフで瓶詰め。
非常に飲みやすく、キャラメル、バニラ、スパイス、モルトの豊富なノートが特徴。
ジェームズ・E・ペッパー ボトルド・イン・ボンド ライ
100%ライ麦。ケンタッキーオークを焦がした新樽で熟成。100プルーフで瓶詰め。
複雑でバランスのとれた;チョコレートペパーミントとワイルドフラワーハニーのノートが特徴。
ジェームズ・E・ペッパー デキャンタ バレルプルーフ ケンタッキーストレートバーボン
トウモロコシ、ライ麦、麦芽大麦、麦芽ライ麦からなる古い在庫とマッシュビルのユニークなブレンド。ケンタッキーオークを焦がした新樽で熟成。樽から直接瓶詰め。
香り:トーストオーク、クルミ
味わい:オーク、ドライダークフルーツ、マジパン
フィニッシュ:クリーミーなバニラ、柑橘類の皮、ナツメグの香りがするミディアムロング
ジェームズ・E・ペッパーのおすすめの飲み方
ジェームズ・E・ペッパーのおすすめの飲み方はロックやオールドファッションド、マンハッタン。
オールドファッションドの作り方:
作り方はロックグラスに角砂糖を入れ、アロマティックビダーズ(2ダッシュ)を振りかけて浸み込ませる。氷をグラスに入れ、「ジェームズ・E・ペッパー」を45ml注ぎ、スライスオレンジ、スライスレモン、マラスキーノチェリーを飾れば完成。
ジェームズ・E・ペッパーをおすすめする方
バーボン好きの方は一度は飲んでみて欲しいボトルですね。復活を遂げた「ジェームズ・E・ペッパー」の美味しさはさることながら、復活に熱意を注いだ人々に思いを馳せるのもいいですね。
ライ麦のスパイシーさも感じられるのでライウイスキー好きの方にもおすすめです。
榎商店STAFFより
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2022(TWSC2022)において、上記で紹介した「ジェームズ E ペッパー 1776 ライ」が金賞、「ジェームズ E ペッパー 1776」が銀賞を獲得しています。
もともと素晴らしく評価の高い銘柄ですので、日本への流通も始まった事ですし、バーボンをよく飲まれる方は是非一度お試し下さい。
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