グレンリベット18年

ザ・グレンリベット蒸留所のボトルで宅飲みで購入する最高峰といえば「ザ・グレンリベット18年」にスポットを当てて、このボトルの凄さやおすすめポイントなどを解説しようと思います。

この記事は銘柄のコアラインナップの中で、このボトルがどういう立ち位置なのか、またおすすめポイントなどをフカボリしていきます。

ザ・グレンリベット コアラインナップからの立ち位置

現在ザ・グレンリベットのコアラインナップはこちらです。

  • ザ・グレンリベット ファウンダーズリザーブ
  • ザ・グレンリベット カリビアンリザーブ
  • ザ・グレンリベット 12年
  • ザ・グレンリベット キャプテンズリザーブ
  • ザ・グレンリベット 14年 コニャックカスク・セレクション
  • ザ・グレンリベット 15年
  • ザ・グレンリベット 18年
  • ザ・グレンリベット 21年
  • ザ・グレンリベット 25年

ザ・グレンリベット18年は、私が思うに個人で購入するザ・グレンリベットのラインナップの中で一つの最高峰だと思っています。

この素晴らしい熟成感に対しての価格は、他の蒸留所の18年熟成と比べてみてもコスパがよく、またスコッチの18年熟成としても基準となるボトルだと思います。

熟成樽や熟成年数

熟成樽はファーストフィルとセカンドフィルのアメリカン・オーク樽とシェリー樽。18年以上熟成された原酒をヴァッティングしてします。

アルコール度数:40度。

公式テイスティングノート

香り:リッチ・フルーツ、トッフィー。
味わい:バランスのとれた、強烈な甘いオレンジ。
フィニッシュ:レーズンとスパイスで長く続く。

出典:ザ・グレンリベット18年

ザ・グレンリベット18年は香りにはサルタナとシェリー、甘い大麦、花びらとリンゴの花のトーストしたシリアルのノート。ほんの少しのファッジ(西洋のキャンディ)と穏やかな煙。

味わいはマヌカハニーとクルミ、リンゴとオレンジピール。フェンネルの甘くスパイシーな香りとスペアミント。余韻はスパイシーなオークのノートが長くドライです。

ザ・グレンリベット18年はしっかりとした甘味とオレンジの酸味にところどころに感じるスパイシーさやハーブの香り、フィニッシュにもレーズンの風味からオークのスパイシーさが続くんじゃ。
えのき先生
えのき先生

ザ・グレンリベット18年のここが素晴らしい

グレンリベット18年

記事執筆現在は18年熟成のシングルモルトともなると軒並み1万円台半ばくらいの価格になってしまいましたが、ザ・グレンリベット18年は1万円前後で購入できる数少ない18年熟成シングルモルトです。

そしてしっかりと感じる熟成感、バランスの取れた複雑な味わい。なによりもスコッチを代表するど真ん中な味わいは長期熟成スコッチを初めて購入する方にもおすすめ。

ザ・グレンリベット18年は18年熟成のシングルモルトの中でもおすすめする1本。甘く華やかでいてスパイシーなその味わいは本当に素晴らしいですね。

深い甘味とスパイシーさにフローラルな香りも感じられ、リッチでいて飲みやすいんじゃ。穏やかな甘味とフルーティさに包まれたスパイシーとオークが心地よいのぉ。
えのき先生
えのき先生

フラッグシップとの比較

フラッグシップボトルであるザ・グレンリベット12年と比較してみると、香りも味わいもひとつひとつの印象がまろやかながらも濃く感じられ、そしてオーク由来のスパイシーさやドライフルーツの風味と言った熟成から感じられる良さがあります。

では18年が香り味わい共に上位互換と言いたいところですが、これがウイスキーの面白いところで、ライトな感じでスルッと飲みたい方やハイボールで飲みたい方には12年の方がおすすめだったりします。

ザ・グレンリベット18年はその濃厚さだけでなく、熟成によってのまろやかさやクリーミーさ。そして色濃く感じる味わいの深みをリッチに楽しみたい方におすすめですね。

バランス良く調和がとれ、まろやかで濃厚な熟成感にオーク感が素晴らしい18年と軽やかな味わいを楽しみたい12年。どちらも甲乙つけ難いのぉ。
えのき先生
えのき先生

ザ・グレンリベット18年のおすすめの飲み方

ザ・グレンリベット18年のおすすめの飲み方はストレート、ロック、ハイボールのいずれでも美味しく愉しめます。

ストレートではザ・グレンリベット18年本来の甘さやフルーティさにスパイシーやフローラルな香り、そしてわずかながらスモークも感じられます。

ロックにするとドライフルーツの甘味と若干のチョコレート感、そして僅かにスパイシーさも感じられますが、ストレートほどではありません。ハイボールが意外と美味しく濃厚な味わいのリッチなハイボールが愉しめます。

ただいずれもストレートから言えば何かが欠如した味わいになってしまうので、ストレートがとても飲みやすいですから一番オススメはストレートですね。

ザ・グレンリベット18年 40度 700ml

ザ・グレンリベット18年の総評

ザ・グレンリベット18年は冒頭で書いたとおり個人が宅飲みで愉しむザ・グレンリベットのラインナップの最高峰だと思います。またスコッチ全体を見渡してもザ・グレンリベット18年は味わいの基準となるボトルとしてもおすすめです。

スコッチの中でも18年熟成のボトルはいろいろとありますが、その中でも是非飲んで欲しいボトルを幾つか選ぶとすればザ・グレンリベット18年は入ってきますね。

やはり比較的安価で購入できるというのも大きいですし、凄く飲みやすくて美味しいボトルですね。

 

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