スプリングバンクの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介
シングルモルトの香水、その華やかさで女性人気も高いのが『スプリングバンク』。ここではスプリングバンクの種類やその味、オススメの飲み方からウンチクまでご紹介します。

スプリングバンクの歴史と蒸留所

スプリングバンク蒸留所は1828年に創業。蒸留所があるキャンベルタウンはかつて30を超える蒸留所がありスコッチの都として栄えたが、アメリカの禁酒法の影響などで、現在は3つの蒸留所となっている。

古くからの伝統を守り続けたスプリングバンク蒸留所はオーナーがミッチェル家でスコットランドでも珍しい独立経営としても知られる。

スプリングバンク蒸留所で造られるウイスキーはロングロウ(フェノール値50ppm、生産割合1割)、スプリングバンク(フェノール値12~15ppm、生産割合7割)、ヘーゼルバーン(フェノール値0ppm、生産割合1割)の3つ銘柄が造られている。

スプリングバンク蒸留所はストレートネック型のポットスチルを使用し2.5回蒸留という珍しい蒸留をおこなっているんじゃ。また3銘柄はいずれも異なる蒸留システムを採用しておる。
えのき先生
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スプリングバンクの種類と味の特徴

スプリングバンクはキャンベルタウン特有の潮とフルーティかつスパイシーな香りが素晴らしいんじゃ。「シングルモルトの香水」と称されるほど香り豊かなんじゃよ。
えのき先生
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スプリングバンク10年

スプリングバンク10年

60%バーボン樽、40%シェリー樽で熟成した原酒をヴァッティング。

香り:シリアルノート、グーズベリー、マンゴー、バニラポッド、ブドウ、ハニカムのノート。
味わい:フルーツとシリアルのノート、オートミール、麦芽大麦、オレンジパルプのヒント。ヘザーハニー、ハードタフィー、ナツメグ、シナモンのノート。
フィニッシュ:特徴的な海塩のノート

容量700ml・アルコール度数46度

スプリングバンク 10年 46度 700ml

スプリングバンク 12年 カスクストレングス

スプリングバンク 12年 カスクストレングス

60%バーボン樽、40%シェリー樽で熟成した原酒をヴァッティング。

香り:トフィーアップルの甘さは、パルマハム、ヘーゼルナッツ、マジパンのノート。
味わい:カスタードクリームを彷彿とさせるクリーミーな口当たりを伴って、柔らかいピートの煙とモレロチェリーとアニスのノート。
フィニッシュ:ピートの煙の持久力とともに、塩水、油、塩キャラメルのノート

容量700ml・アルコール度数54.1度

スプリングバンク15年

スプリングバンク15年

100%シェリー樽で熟成した原酒をボトリング。

香り:塩漬け肉、バーベキュービーフジャーキー、クローブ、ミント、ヨウ素、オキソキューブ、錫メッキプルーンのノート。
味わい:プルーン、クルミ、イチジク、デメララ砂糖、ココアパウダー、スモーク肉。
フィニッシュ:目立つすす、革、クルミのノート。

容量700ml・アルコール度数46度

スプリングバンク 15年 46度 700ml

スプリングバンク18年

スプリングバンク18年

シェリー樽65%、ラム樽15%、バーボン樽20%で熟成した原酒をヴァッティング。

香り:メジュールデーツ、レーズン、デメララ砂糖のノート。ブルーベリー、フォンダンアイシング、レモン霧雨、イチジクジャムのノート
容量700ml・アルコール度数46度
フィニッシュ:シロップと砂糖入りショートブレッドのノートで甘くてジューシーな仕上がり。

容量700ml・アルコール度数46度

スプリングバンク 18年 700ml

スプリングバンク 21年

スプリングバンク 21年

45%樽バーボン、20%樽ラム、20%樽シェリー、15%樽ポートの原酒をヴァッティングさせています。

香り:柑橘類の皮、パイナップルの逆さまのケーキ、ファッジのノート。焼いたガムとトマトのつるの葉のノート。
味わい:熟したマンゴー、乾燥ココナッツ、パパイヤのノート、甘草、コーラシロップ、消化ビスケット、蜂蜜、わずかな土のノート。
フィニッシュ:オレンジの皮、キャンプファイヤーの残り火、キャラメルのノート。

容量700ml・アルコール度数46度

スプリングバンク 21年 46度 700ml

スプリングバンク 25年

スプリングバンク25年

50%リフィルバーボン樽、50%リフィルシェリー樽の原酒をヴァッティングさせています。

香り:キャラメルとショートブレッド、ドライパイナップル、ハニーデューメロンのノート。
味わい:穏やかで洗練されており、滑らかでバターのような感触。ジンジャーブレッドと甘草のタッチがあり、わずかな木質要素をほのめかすコーヒーかすのノートがあります

容量700ml・アルコール度数46度

スプリングバンク 25年 700ml

スプリングバンク 30年

スプリングバンク30年

バーボン80樽%、シェリー20%樽の原酒をヴァッティングさせています。

香り:ベイクドパイナップル、桃、逆さまのケーキのノートで特徴的にフルーティー。セラーノハム、蜂蜜、ピートの煙。
味わい:軽くて繊細で、フルーツノートが続き、ワックスのような要素現れます。ブランデーバターを彷彿とさせるクリーミーでバター。

容量700ml・アルコール度数46度

スプリングバンク 30年 46% 70度

スプリングバンクのおすすめの飲み方

スプリングバンクの10年、12年はハイボールがおすすめ。15年になるとハイボールもいいですがロックの方が良いと思います。スプリングバンク 18年や21年はロックやストレートに少し加水して飲むのがおすすめです。

スプリングバンクはキャンベルタウンの特徴である塩辛さがハイボールに非常に合う。特に初心者の方はハイボールが飲みやすい。
えのき先生
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スプリングバンクの選び方

スプリングバンクの選び方としては、10年はスプリングバンクとしては若干若いと感じる。スプリングバンクらしさを求めるならスプリングバンク15年・スプリングバンク18年がおすすめです。

スプリングバンクを飲んでみてピート感が足りない方はロングロウを、ノンピーティ派の方ならヘーゼルバーンがおすすめじゃ。
またスプリングバンク12年カスクストレングスは定期的にリリースされるが数量限定なので、見つけたら早めに購入しよう。
えのき先生
えのき先生

お酒擬人化プロジェクト「リン」

榎商店では「お酒擬人化プロジェクト」として、色々な銘柄の特徴を性格に現してキャラクター化する取り組みを行っています。

そしてスプリングバンクのイメージキャラクター「リン」を発表致しました。スプリングバンクの特徴を知りたい方やスプリングバンク好きの方は是非ご覧になってみてください。

榎商店STAFFより

スプリングバンクはその香りの高さと塩辛さで人気のシングルモルトで、若い熟成年数のものでも値段が高騰している傾向にあります。

おすすめはスプリングバンク15年かな。ハイボールにしてもロックにしても非常に美味しくスプリングバンクの香りを楽しめます。一度は飲んでみたいウイスキーの1つですね。

品切れになりやすい銘柄ですので、再入荷通知や各ショップメルマガ、Twitter(@enokishouten)のフォローして頂けますと入荷情報等もアップしています。

最後に「スプリングバンク」の解説動画を当店スタッフがYoutubeにアップしていますので、是非ご覧になってください。

 

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