ロッホリーの種類と味やおすすめの飲み方をご紹介

スコットランドの国民的詩人ロバート・バーンズ縁の地で創業したロッホリー蒸留所。今回はロッホリーの種類や味の特徴、そしてどんなウイスキーなのかをご紹介。

ロッホリーについて

ロッホリー蒸留所は蛍の光で知られる「ロバート・バーンズ」ががかつて農業を営み、詩の創作に励んだローランドの農場に創業。

家族経営蒸留所の最大の利点である「制約なし」に革新的で柔軟な小ロットウイスキー製造にアプローチを行い、樽に関してもケンタッキー州のメーカーズマークから直接ファーストフィルバーボン樽を入手、またヘレスから出荷された新鮮なシェリーバットといったアプローチを行っています。

更には元ラフロイグクォーターから元カベルネ・ソーヴィニヨンカスクといった様々なカスクタイプとロッホリーの原酒がどのように相互作用するのかを探求しています。

現在では珍しい家族経営ということで、非常に興味深いリリースがなされそうじゃな。今後に増々期待してしまう蒸留所なんじゃ。
えのき先生
えのき先生

ロッホリーの種類と味の特徴

まだまだこれからのロッホリー蒸留所なんじゃが、リリースされたウイスキーを紹介していく。
えのき先生
えのき先生

ロッホリー アワーバーレイ

ロッホリー アワーバーレイ

自社栽培の大麦100%からつくられるシングルモルトウイスキー。ファーストフィルバーボンバレル、オロロソシェリーカスク、STRバリックの3酒の樽で熟成された原酒を合わせています。

香りは洋梨のシロップ、フルーツキャンディ、グラッシー、マーマレード、オレンジ。味わいはゴールデンシロップ、ペッパー、ライ麦ブレッド、マカダミアナッツ、クリームが特徴です。

容量700ml・アルコール度数46度

ロッホリーアワバーレイ 46度 700ml

ロッホリー カスクストレングス

ロッホリー カスクストレングス

年次リリースでバッチ2はPX、オロロソ、STRカスクで熟成された原酒をヴァッティングしています。

香りはリンゴ、マーマレード、ピーチシロップの香り。味わいはバラの花びら、野生のラベンダーのフローラルさを感じる味わい。フィニッシュには黒コショウのスパイスと、ドライフルーツのフルーティさ。

容量700ml・アルコール度数60度(バッチにより異なります。)

ロッホリー カスクストレングス 700ml 60.1度

Limited Edition セカンドクロップ ソーイングエディション

ロッホリー セカンドクロップ ソーイングエディション

100%元バーボン樽で熟成。
香り:シグネチャーの甘い赤いリンゴと梨
味わい:バニラポッドとアーモンドオイル
フィニッシュ:さわやかでさわやかな松林のノートを持つ中程度の長さ
容量:700ml・46% ABV

ロッホリー ソウイング エディション 700ml 46度

Limited Edition セカンドクロップ ハーベストエディション

ロッホリー セカンドクロップ ハーベストエディション

ポート、STR、ファーストフィルバーボン樽で熟成。
香り:熟した赤ブドウ、厚切りマーマレード、ナツメヤシ
味わい:ピンクペッパーコーン、ドライフルーツ
フィニッシュ:余韻をたどるクリーミーさ
容量:700ml・46% ABV

ロッホリー ハーベスト エディション 700ml 46度

Limited Edition セカンドクロップ ファローエディション

ロッホリー セカンドクロップ ファローエディション

オロロソとペドロ・ヒメネス・シェリー樽で熟成。
香り:濃厚なマヌカハニー、ゴールデンシロップ
味わい:挽いたコーヒー豆、甘いジンジャーキャンディーの層
フィニッシュ:ミディアムレングス、砕いたてのアーモンド
容量:700ml・46% ABV

ロッホリー ファロウ エディション 700ml 46度

Limited Edition セカンドクロップ プラウイングエディション

ロッホリー セカンドクロップ プラウイングエディション

100%元アイラ200リットル樽で熟成。
香り:シグネチャーロクレアシリアル、新鮮な青リンゴ
味わい:多肉植物の果物、切りたての夏の干し草
フィニッシュ:海塩、長引く泥炭の残り火
容量:700ml・46% ABV

ロッホリー プラウイング エディション 700ml 46度

Limited Edition サードクロップ ソーイングエディション

ロッホリー サードクロップ ソーイングエディション

100%元バーボン樽で熟成。
香り:アーモンド、バラの花びら
味わい:白コショウ、リンゴの花、カリカリの梨
フィニッシュ:刈りたての草、暖かい干し草
容量:700ml・46% ABV

ロッホリーのおすすめの飲み方

ストレート カクテル

まだまだリリースが少ないので、今後さらに書き換えていきますが、ロッホリー アワーバレイの特徴として非常に飲みやすさと複雑味に優れているので、ストレートがおすすめです。

アワーバーレイは3種類の熟成樽の原酒が使われているため、柑橘感であったり、モルティさフルーティさそしてクリーミーさやナッティさと非常に複雑でバランスが良いですね。

ハイボールにしても爽やかな甘味と、少し香ばしさを感じるナッティさが美味しいですね。

まぁアワーバーレィはどんな飲み方でも楽しめるオールラウンドじゃな。
えのき先生
えのき先生

ロッホリーをおすすめする方

やはり飲みやすさや使い回しの良さ(オールラウンド)を考えるとローランドモルトをよく飲む方は勿論ですが、ハイランドモルト好きの方にもおすすめ出来る銘柄ですね。

ただこれは現時点での評価であり、それこそ先々にラフロイグのクォーターカスクなんかリリースされたら決して大人しい感じはしないと思います。

榎商店 STAFFより

今後が非常に期待できる蒸留所ですね。それこそどんな熟成樽のものが出てくるかも気になりますし、10年や12年といったヴィンテージが付いてくると、さらに深みが増してくると思います。

コアラインナップにヴィンテージが付く頃にはファンも相当ついてそうな気がします。

榎商店でもロッホリーの様々なボトルについて何か情報が入りましたらTwitterでお知らせいたしますので、よろしければ榎商店Twitterアカウントのフォローをよろしくお願いします。

 

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